ういろう_2

009_本間商店の青島ういろう【宮崎】

昭和40年代、宮崎は新婚旅行のメッカともいわれるくらい、ブームに沸いていたという。
青い海、青い空、色鮮やかな花々、南国ムードを盛り上げるフェニックス並木。
昭和天皇の娘と旧佐土原藩島津家の息子が結婚、新婚旅行先が宮崎だったことがブームの火付け役となる。

そんな宮崎随一の観光名所青島の名物、青島ういろう。
明治10年頃、青島で旅館をしていた鈴木サトさんが作っていた「おサト羊羹」を改名。
こどものくにの前にはういろう店が軒を並べる。
どの店で買おうか迷ったけど、ういろうの可愛い包装紙と同じブルーのお店の本間商店で購入。

味もお値段もやさいしい。
もっちりほっこりのお菓子。


本間商店
宮崎県宮崎市加江田7262-1

このパッケージがツボ。


青島は、「鬼の洗濯岩」とよばれる奇岩が島を囲む。
これ、ホントに自然にできたの?と思うような平行な線。
青島は神聖な島とされ、明治に入るまで一般人が立ち入ることは制限されていた。
北半球最北の亜熱帯植物群落でもあり、独特の雰囲気の神社がある。

そして、あー、めんこい。
なんてめんこい。

青島神社の神ひな。
復縁から結婚までさまざまな恋愛のご利益があるらしいけど、ただただ可愛いというだけで購入。

もう一つの青島名物の郷土玩具。

参道で売っている貝細工。
もちろんの青島の貝。
若い頃は全く興味をしめさなかったこんなシンプルな置物が、ぐっとくるようになってしまった。

一時期廃れていたようだけど、最近は青島ビーチパークができたり、黄色いポストが置かれたり、若者スポットとして盛り返してきている。


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