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私のお菓子作りの変遷をレシピ本から考える

昨日、「小さいころにお菓子作りをしていた」という話を書いていて、当時はどんな本を参考にしていたのだったか、と記憶をたどりました。

幸か不幸か現代は「いんたーねっと」というものがありますので、「昭和 小学生向け お菓子の本」と検索するだけでいろいろ出てきます。あっさり見覚えのある本がヒット。その名も「すてきなおかし作り」

表紙のイラストがなんとも昭和ですねえ。

小学生時代の私はこの本を読み込みすぎて、著者の「今田美奈子」先生に思いをはせるようになります。そして今田美奈子先生の本を次々とおねだりして買ってもらっておりました。

本がグレードアップすると同時にレベルも徐々にアップ。さすがに小学生の手には負えなくなってきました。

そんな折、祖父母の家で長い夏休みを持て余していた頃に、母が買ってくれたのは赤毛のアンに出てくるお菓子を集めた本。

実際のレシピとしてよりも読み物として何度も何度も繰り返し読んだ、大好きな本でした。大人になるまで持っていたのに、引っ越しに次ぐ引っ越しの過程での断捨離で手放したのが悔やまれる。実は「赤毛のアン」はちゃんと読んでいないのに、特定のシーンだけやたら詳しいのはこの本のおかげ。

オレンジページの特集号の「お菓子の本」は、断捨離をくぐり抜けて今でも私の手元にあります。

そして現在手元にある数少ないもう一つがこちら。

本当に、たまーーーーにしか作らなくなりましたが、この方のレシピはどれも美味しいので重宝しています。

私自身は実はそんなに甘いものを食べないので、結局、作るのは誰かに喜んでほしいからなんですかねえ。小学生のときは学校に持っていくと(今はそういうのは禁止なのかしら、当時は緩かったんだな)、みんな喜んでくれましたからね。今作ったところで、喜んでくれる人がいるかというと・・・うーん・・・。