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BBQが苦手

ゴールデンウィークは何をするのかと私のゼミの学生に聞いたら、「みんなでBBQ」ですって。それは楽しそうですね~。

他人事だと思うとBBQは楽しそうなのですが、私自身はBBQが苦手。私は肉をあまり食べないのに、BBQでは野菜の存在が「つけたし」的。ピーマンとかタマネギがぞんざいに網に置かれて気が付くと焦げているのですよね。そうならないように気を付けて見ていると、そっちが気になってしまって会話を楽しめない(苦笑)。

さらには散々騒いで後片付けをろくにせずに酔いつぶれる人を今まで見すぎたせいか、後片付けまできちんとやらなくてはと思うと途中で帰れない。ダラダラと最後まで残らなくちゃいけないのはちょっと苦痛。気を使いすぎなんですかね。

以前にいた職場では定期的にBBQパーティーがあったのですが、そこでは純粋に楽しむことが出来ました。理由を考えると、BBQが完全にシステム化されていたこと。何分前から火おこしをするかに始まり、宗教上の理由を考慮してこの台では肉厳禁とか、こっちは魚介オンリーとか、細かく決まっていたので気を遣わずに済んだのです。メニューも「網の上で肉とちょこっと野菜を焼く」のではなく、キノコ類や野菜のホイル焼きだとか、バケットとチーズを焼くとか、焼きおにぎりだとか、はては焼きナスまで出てくるというありがたいバリエーション。終わった後の片付けもシステム化されていたので、安心して楽しむことが出来たのですね。

今の大学に来てすぐにBBQイベントがあったのですが、そういうシステムが全くないのです。みんな右往左往するばかりで火をおこすだけでも大騒ぎ。火が着いたら着いたでどんどん炭を入れてしまうのであっという間にいろんなものが焦げて燃え尽きる(笑えない)。さらに学生は肉ばかりわしわしと食べて、満足したら片付けもせずに姿を消してしまう。もう、どこから手を付けたらいいのかと途方にくれました。

今はそういうイベントからは少し距離を置いています。教員がやりすぎては学生が育たない、というのが表向きの理由(裏向きの理由は推して知るべし・・・)。