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膝蓋骨骨折日記(手術編)

2023年10月の初めに、膝の皿(膝蓋骨)を骨折しました。
骨折の状況や患者・病院によって治療の経過が様々なようなので、自分のケースも記録していきたいと思います。

骨折から手術まで

転倒したときに膝から地面についてしまい、そこから動けなくなって緊急入院となりました。
入院当日は手術室が空いていないとの理由で、手術は翌日に決定。

医者から、
 ・膝蓋骨が上1下3の4つに割れてしまっていること
 ・ワイヤーで骨同士を固定・巻きつける手術を行う
 ・シャワーは1か月程度、プールや風呂は数か月NG
 ・手術は全身麻酔の予定(手術の際に麻酔医が決めるので確定ではない)
の説明があり、
「いつからスクワットできますか?」という質問をしたところ、なんとも言えない表情で
(骨折前と)完全には同じにならない
と。
はぁ?元通りにするんですけど??」と内心思ってました(いまもそう思ってる笑)

脚全体をニーブレースで固定&膝を中心にパンパンに腫れ、熱をもっている状態。包帯も巻かれて完全ガードだったので膝を見ることも触ることもできず。
トイレは車椅子移動でした(看護師さんの付き添いは1回だけ、それ以降は勝手に車椅子に乗って移動)。

リハビリ担当の理学療法士さんが来て、手術当日からリハビリを行うとの話。→結局やりませんでした。

(入院時に付けられたニーブレースが、なぜかLLサイズで手術前からブカブカ。>ブカブカの状態でつけていて意味あるの?? 手術後にどんどん厄介な代物になっていくのでした・・・)

手術当日

当日朝7時までに1リットルの水分をとり、当日は禁食。
朝から手術着(開く裾の短い浴衣っぽいもの)と、手術しない方の足に医療用メディキュットを装備して待機。

ナガノ先生の「MASUI DAISUKI」を思い出し、初めての手術にちょっとワクワク。
午後、手術室があいたという連絡で、車椅子に乗ってGO!!イエーイ!

倉庫のような機材で溢れかえった通路で念入りな本人確認があり、自力で手術台に乗り、「本当に緑の部屋だ~」とニマニマしているうちに(さすがに緊張で手が少し冷たくなっていた)、酸素マスク的なものがつけられて、「まだ酸素です」「はい、深呼吸してください」の呼びかけ。’

「〇〇さーん、終わりましたよー」
で意識が戻ったらすべて終わっていました。現代医学すごい。華岡青洲の記録を読まねば。

自分で手術台からストレッチャーにずりずり移動し、病室までストレッチャーで運んでもらい、ストレッチャーから病室のベッドにまたずりずりと自分で移動。
その後は、点滴&酸素マスク&ニーブレース&エコノミー症候群防止用の自動マッサージ機が手術側の足につけられた状態で4時間ほどウトウト。

おなかすいたなーと思い始めた手術から6時間ほど後に、看護師さんから「この時間からは車椅子に乗ってトイレに行けます」(その前までは、ベッドで寝たまま排尿する必要があったらしい)と教えてもらったので、久しぶりに身体を起こしてトイレへ。

理学療法士さんから「手術当日からリハビリ」と聞いたけれど、医者から「術後6時間安静に」との指示がでてるのに無理でしょ・・・連絡とれてるの?大丈夫なの??とモヤモヤし、昼間寝てしまったせいか、夜はあまり寝付けず。

脚の痛みは、幸い痛み止めの点滴がよく効いているようで、耐えられるレベルでした。なんだったら普段の生理痛の方がしんどい。


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