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一目見たその瞬間に分かってた来世もあなたが私の推しです

短歌好きの先輩に影響され今年5月から短歌を作り始めて先日100首を超えた!!まだ短歌を“詠む”レベルではないけど、楽しい。歌詞や物語創作とは違う制約に、言葉との向き合い方がぐっと深まっている気がする。下手なりに、ただ“楽しい”だけで日々短歌を作っている。

そして創作していたら自己満足でも発表したくなる。Twitterには投稿してるけど違う大きな挑戦がしたい。

そうして何より、私には『King Gnu』という人生初にして最高の推しがいる!!

ならばせっかくのクリエイターフェス「#推し短歌」に参加しない手はない!!
…ということで、拙いですが推しに負けない熱さの短歌を5首作りました。1首ごと(太字部分)に少し語っていきます…

一目見たその瞬間に分かってた来世もあなたが私の推しです
まずは記事タイトルにしたこの1首。推し『King Gnu』との出会いは「白日」のMVだ。MIU404というドラマにハマる→主題歌の「感電」のMVを鬼リピ→あなたへのオススメに、消しても消しても現れる白黒動画。その夜はこの世との別れ実行直前だったため、冥土の土産に見てみるかぁ変なんでもどうせ後数時間の記憶にしか残らん、と見てみる→え…何なんだ…!
頭ごと引っ叩かれたかの衝撃。歌詞、音、曲、声の強さと優しさ。あの衝撃は絶対忘れない。まだ現世にいるけど、来世もKing Gnu以外の推しは考えられない。(初っ端からめっちゃ重い話ですみません🙏)

あの夜のあなたの言葉に出会わねば人の温もり知らずにあの世
上記の続き(🙇)。あの夜こそ本当に決めていた。やっと自由になれる、やっと楽になれる、やっと…。未練はないはずなのに、解放感と共に何かもやっとしていた。その時、「白日」のMVが「うんざりするよ!」と歌ってた。あそうか、GOTOあの世は解放であっても希望ではなく“今の自分”に対する“うんざり”なんだ、と腑に落ちた。つっかえがとれてから不思議と頭がすっきりしたように空っぽの脳みそと心に、歌詞と音がするっと入ってきた。何度も何度も聴いて「うんざりするよ」と言い切る強さ、言い切ってしまう優しさが嬉しかった。そしてざっと省略して今に至る。色々あったけど、“人”の温もりを知り続けることができているのは紛れもなく彼らのおかげだ。

髄滾る熱迸る静かなる言葉よ永遠に鼓動となりて
King Gnuの楽曲はかっこいい。だがそれ以上に歌詞が好き。言葉選び、言葉遊び、当たり前に使ってる言葉を組み替えて文字から世界を造る。常田大希さんは現代のシェイクスピアだ。創作に行き詰まったりドン底沼に沈み込んだりしたとき、常田大希さんの密着番組を見返す。彼の音楽や言葉の向き合い方、視野·思考を学び取る勢いで。何でこんなに人の心を熱くする言葉を紡げるのか、人に寄り添い救い出そうとするような言葉選びができるのか。知れば知るほど熱くなる。聴けば聴くほど奮い立つ。彼の言葉が全シナプスを駆け巡ったとき、ようやく鼓動を再び感じる。

言い訳も悩みも全てぶち壊すあなたの歌は優しい痛み
もしKing Gnuの楽曲を擬人化するとしたら、ナースキャップを被った悪役レスラーだと思う。1つ1つ迫力のある繊細な攻撃を仕掛け、必殺どころで重い一撃をぶっ飛ばしてくる。でもその芯は親の腕より優しく、傷口を見逃さない優しい眼をしている。最早King Gnuの楽曲(歌詞)に引っ叩かれることに快感を覚えざるを得ないほどに。優しさ故の言い切り、弱さを認める強さを知っている抱擁。憧れる。

“憧れ”じゃ終いきれないからいつかあなたを超える私を待ってて
そう。King Gnuの歌詞に引っ張られるまま今に至る私。「すっげーかっけぇー」から「自分も“言葉”で誰かを笑顔にしたい。誰かの生きる役に立ちたい」と思うようになった。あれから3年。誰の何の役にも立っていなければ“言葉で笑顔に”なんてまだまだまだまだ…。彼らの楽曲を聴く度に“才能の有無”を叩きつけられる。でも、あの日確かにKing Gnuが導いてくれた未知の人生。憧れるだけじゃ惜しい。同じ世界を“言葉”に乗って駆けてみたい。そしていつか、彼らに私の“言葉”の足音が届きますように。命燃え尽きて良い。猛スピードの彼らを超えて憧れるだけの人生を脱却したい。

…と長々と書いてしまいました💦
まだまだな短歌、暑苦しいだけのエピソード。推しにも誰にも届かないかも知れないけれど、参加してみました。
これからも『King Gnu』と“言葉”が大好きだ!!!

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