意外と長い時間過ごすことの多い授乳室、せっかくお出かけしたならば授乳室だって出来るだけ自分自身が心地よく過ごせる空間がいい・・・！と、行く先々で授乳室砂漠な東京で見つけたルノアール的オアシスな存在のお気に入りの授乳室をご紹介します。

どれも穴場的で過ごしやすいおすすめの授乳室です。
お出かけ時の参考になれば嬉しいです。

【過去記事】
・銀座編
・六本木編
・青山編

【更新予定】
・渋谷編②
・丸の内編
・品川編

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「子ども連れで渋谷なんて恐怖で行けない」と、友人に言われたことがあります。

渋谷の雑踏なんてすっかり慣れっこになっていた産前でしたが、産後久しぶりに来ると改めて人の多さに驚きます。

常に人が大渋滞しているスクランブル交差点なんかでは普通にひとりで歩いていても肩がぶつかることもあるくらいなので、あそこをバギーに子どもを乗せて突っ切って行くのは、いまにも溶けそうなソフトクリームを両手に抱えて人混みをかき分けていくようなものです。でも大丈夫。

子連れで行けない街なんてない。渋谷はこわくない。

ハチ公口付近はなかなか勇気がいりますが、ヒカリエや松濤・神南方面は比較的人並みも落ち着いていて子どもを連れていてもゆっくりランチができるお店が多いです。

今回おすすめの授乳室はヒカリエの正面に昨年オープンした渋谷ストリームです。

渋谷だとヒカリエのベビールームが綺麗で設備が整っていて人気なのですが、お昼時はどうしても混む！！赤ちゃんにとって授乳は食事と同じなので、飲食店のランチのピークの時間帯は間違いなく授乳室もピークを向かえます。

お昼時に渋谷で授乳室を探すのならば迷わずこちらへ。
エレベーターに乗りB1階で降ります。

B1階にショップはなく、地下駐車場となっているためあまり人が来ず、静かな中で授乳ができます。警備員の方も数人いるので安心できます。

まだ施設が新しいため中がとってもキレイです。

授乳スペース、おむつ台、調乳用温水器、水洗もあり。必要なものがちゃんと揃っています。

カーテンで仕切られた授乳スペースは、ベビーカーがそのまま入れられて、ベビーキープもあります。この場所にあるベビーキープ、結構ポイント高いです。理由は4つ。①授乳後の乱れた服を整えたい。②授乳しながらひっぱりだしたガーゼや清浄綿などの荷物を整理したい。③抱っこひもを装着したい。④欲を言えば出る前に髪が振り乱してないか、まゆげが消えかかって幸薄気な顔になってないか一瞬でいいから確認したい。

③④は状況にもよりますが、できれば①②は授乳スペースでササッとすませたい。つまり少しの間でいいから両手をフリーにしたい。ということなのです。

赤ちゃんが寝返りができるようになると、このソファの上では確実に転がります。手が器用になってくると仕舞っていたはずのおしりふきやティッシュがまき散らされ事故現場と化す可能性もあります。授乳時は自宅とは勝手の違う場所で自身と赤ちゃんのベストなポジションをその場で作らなければなりませんし、授乳後は体のあらゆる部分を駆使しながら赤ちゃんを支え、身支度をしています。授乳室のなかは意外にもわが子との攻防が繰り返されるコロッセオなのです。

たった一瞬の間だけでもこのベビーキープに座らせることができたら、荷物を片付けて服を整える、そんな数秒で終わる行為を当たり前に数秒で終わらせることができます。

授乳室を出たあとは、2階のDeen&DeLucaで休憩するのも良し(ストリーム内の飲食店は動線が広くとってあるところが多くて安心)、ヒカリエでぶらりとショッピングをするのも良し、ランチならTHE THEATRE TABLE、ロジウラ、ドゥ マゴ パリも落ち着いていておすすめです。

渋谷へ行かれるときはぜひ利用してみてくだい。

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