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日本ワインレビュー【ココファームワイナリー】農民ドライ 2020

農民ドライ

ヴィンテージ:2020
コメント:グレープフルーツや白桃、アンズなどの果実の香り。
ミントなどのハーブの香りもあります。
キレイな酸で、いつもよりも甘味は抑えです。
スッキリとしていて、シャープな飲み口ですねぇ。
「農民ドライ」と言うほどドライではありませんが、ほどよいボリュームと果実味があります。
アフターに少しの苦味が残るのが良いですねぇ。
フレッシュさもあり農民ドライは、やはり安定しているなぁ。
方向性は同じだが、アッサンブラージュが毎年違うのがオモシロイです。
2020は、ケルナー42%、ミュラー・トゥルガウ25%、シャルドネ14%、ソーヴィニョン・ブラン9%、バッカス7%、シルヴァーナ3%
2019は、ミュラー・トゥルガウ28%、シャルドネ27%、ソーヴィニョン・ブラン23%、バッカス18%、ケルナー4% 
とビンテージによって、こんなに違うのも珍しいよななぁ。
ワインのボディを主に構成しているのは、ミュラー・トゥルガウとシャルドネなんだろうけど、アッサンブラージュは、その年のブドウの出来によって変えているのだろうなぁ。
アスパラガスやたらの芽の天ぷらとかに合いそうです。
ズッキーニと海老のガーリック炒めやカジキマグロの香草焼きとかも良さそう。
※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
「農民ドライ」のぶどうは、2018ビンテージ、2019ビンテージは、使っているぶどうの比率は北海道50%、本州の50%だったが、2020ビンテージは北海道83%、本州17%になっているので、これからは北海道産のぶどうだけで、つくった「北の農民ドライ」とかもリリースされるかもなぁ。
普通の「農民ドライ」と「北の農民ドライ」の2アイテムがあったら、それはそれで面白いカモ🦆
個性や味わいの違いとか、飲み比べ出来るしなぁ。
生産者:ココファームワイナリー
産地:北海道、山形県、長野県
品種:ケルナー42%、ミュラー・トゥルガウ25%、シャルドネ14%、ソーヴィニョン・ブラン9%、バッカス7%、シルヴァーナ3%
スタイル:白
Alc:12%
飲んだ場所:実家(北海道千歳市)
飲んだ時期:2021/5


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