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【London life】ロンドンで目にした色々な愛のカタチ


大人になるにつれて、人生における悩みが減ってきた。
自分のことを深く理解し、うまく感情を操縦することができるようになったからだと思う。

学生の頃は、人が自分のことをどう思っているか、どう思われるかなどばかり気にしていたが、
ある時点で軸が他人ではなく、自分になってから、一切そのような考え事をしなくて済むようになった。

ただ、大人になった今、
主に悩むポイントとしては、
”自分は周りに愛をGiveできているのか”
ということだ。

悩む内容がだいぶ成熟してきたように思える。

これが、またなかなか難しく、
すぐEgo的な考えになっている自分に気がつくとひどく落ち込むことがある。
一気に自己嫌悪で奈落の底に蹴落とされたような気持ちになる。

自分以外の人で、周りに愛をgiveできている人を見ると、羨ましく感じてしまったりすることもある。

なぜ、自分は、愛を真っ直ぐに伝えられないのだろうと。

例えば、私の場合、人に心を開くまでに時間がかかってしまうタイプで、まだ関係の浅い人に対しては、感情を出さずロボットのように接してしまう癖がある。

本当は、いくら初対面だとして、自由に愛を表現したいのにな、と毎回歯痒い気持ちになる。

——

私がロンドンで働いているレストランは、たまに常連さんも訪れる。

鼻にチューブのようなものを挿して、入店してきたおじいちゃんがいた。
何かの病気の治療中のようだった。

それでも、ビール(大)を頼み、比較的塩辛い料理を頼んでいた。

そこは、自由なのかと心の中でツッコミを入れながらも接客をしていた。

ある日、またそのおじいちゃんが来店した。

今回は、鼻にチューブが刺さっていなかった。

いつものように、朗らかな表情で座っていった。

食事をした後、30分くらいして、すぐに店を出ていった。その後、テーブルを片付け、テーブルを拭いていると、

何か、絵が書かれたナプキンが置かれているのを目にした。

とても、可愛い絵だった。
レストランの様子が溢れるセンスで描かれていた。

その絵を急いでマネージャーに見せに行くと、
「あ、いつも描いてくれる人か!」と言って、過去にも置いていった、
絵たちを見せてくれた。
マネージャーも大切に保管していたそうだ。

その絵を他のスタッフにも見せた。みんなが一瞬で笑顔になった。

素敵な瞬間だった。

可愛い絵


——

毎日いろんなお客さんと接する。
直接、元気よく「元気!?」、「おいしかったよ!」と言って、
声をかけてくれるお客さんや、最後スタッフが片付けやすいように、
食器をきれいにまとめてくれるお客さん。

おじいちゃんのように、特に何も言わないが、
形にして残していってくれるお客さん。

接客をしながら、いろんな形の愛の伝え方が存在することを知った。

これこそ、愛の伝え方だ!と思っていた、愛に対する固定観念がいい意味で崩れ落ちた。

みんなそれぞれ違う人間だからこそ、自分らしく愛を表現していい。
そこに大きい、小さいも存在しない。

人に愛を与えようとしている姿が尊く、なんと美しいことか。

——

ある時点で、世の中は憎しみに溢れていると感じていた時期があった。
ただ、それは事実ではなく、

ただ、自分が愛のある世界を見逃しているだけにすぎなかった。

リアリティを変えられるのは、自分の見ている現実。自分のフィルターを変えるしかない。

今日も愛に溢れた1日を💚

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