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信じているものは何(41)

真実を見極める目

以前、このシリーズの中で、多くの偽預言者が
現れる時、終わりが近いという聖書の言葉を
紹介しました。

これは、預言者や予言者、聖職者(各宗教の指導者)
などに当てはまるのですが、実に見極めが難しい。

預言者や予言者は、差し迫る危機を啓示し
人々に気をつけるように促す。

そして聖職者などは、悔い改めるように促す。

さらに上記の面々は、どうすればいいかを指南する

それらは、誰かが悪意を持って発信している可能性がある
それが偽予言者だ。

それらの状態を以下に分類してみました。

・ 明らかにデマが多く、突拍子もない予言が多く、
 あからさまに外す。(例:来年5月富士山が噴火する。)

・ それなりの情報を発信するが、他の予言の否定をしながら
 便乗する。突っ込まれると他のせいにする。

・ 古書や伝記に基づいて語られるが、他の古伝や口伝を
 否定したりする。

・ 預言や主張に一貫性があり、現在の動きとリンクさせながら
 人の行動や行いに訴えかけるが、恐怖を煽り、
 宗教にも偏りが見られる。

・ 預言や主張が古くから言われているものであり、人の行動や
 行いに訴えかけるが恐怖を煽る。

と言うように、あらゆるパターンがあり、全て書き切れるわけでは
ありませんが、注意して観察すべきところは、発言者の言葉と行動
そして姿勢です。

ここで気をつけることは、時々預言(予言)は当たるんです。

では本物とはどのようなものか。
発信者は他者を非難せず、否定もしないが肯定もしない。
ただ謙虚に、人のあるべき姿を語り続け、古代より語られる
預言を繰り返し述べる。
日時を限定せず、人の行いによって未来が変わると言うことを強く訴え、
人類の行動を変えるようにのべられると私は感じます。

やはり聖書に目を通すとキリストがその最も適切な人だったのでは
ないだろうかと思います。

もちろんブッダや釈迦も同等であろうと思うが、
クリスチャンという立場からキリストと言わせていただきました。

そして、キリストは言われました。
「私は再びくる
 それは明日かもしれない
 いつくるかその時をよく観察しなさい」

今も含めてこれからもよく見てみよう。

人々の解釈により、外れたと決めつけていることも
あるやもしれませんが、ただ出来事だけを述べるのではなく
人類にどのようなメッセージがあるかを語りかけるかも
重要なファクターだと思います。
そして、人類をどこに導いていくのかを
見極めなければなりません。

さて、どこに本物がいるのだろうか。

ただ、終わりの時には
スーパー予言者が出てくるらしい。

彼は、ほぼ完璧で
カリスマがあり
人々の前で奇跡を行い
キリストが来たと思わせるほどで
人々を導くそうだ。
もちろん宗教による争いも、
国家間の紛争も
その彼のおかげで
解決に導くそうだ。

しかし、それらとその前後の状況をよく観察し
その彼が本物かどうか見抜けるよう力をつけたい
ところです。
どこかに、尻尾を隠しているはずなのです。

では。
 
最後にヨーロッパの諺
「地獄への道は善意で舗装されている」
The road to hell is paved with good intentions


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