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外国で生活をするということ(2)

犯罪

タイトル画像とは、正反対の小タイトルですが、
今回は犯罪について述べたいと思います。
あくまでも、タイでの私の感じたことです。

タイは比較的治安がいいと言われています。
確かに、中南米やアフリカ諸国と比べれば、犯罪率は
少ないと思います。
世界の犯罪ランキングでも、平均よりは上ですが、突出している
訳でもなく、前後には普通の国々が入ってますね。

日本は、いまでこそ犯罪率は上がってると思いますが
やはり、世界屈指の安全な国の一つでしょう。
それでも、スリや万引き(窃盗)、暴力事件、詐欺などは
見えないところで高い確率で怒ってるのだと感じます。

では、タイはどうかと言いますと、普通の生活をしていれば
日本との生活とあまり変わらない感じというのは、みなさまも
感じた事があるでしょう。

表面的には、いい感じな国で、人も優しい
こんなところでしょう。

では、本当の顔は、やはり外国です。
外国です、という言い方は、日本と教育が違うという意味です。
決して、外国を下に見ている訳ではありません。
教育が違うのですから、考え方も違う。
簡単にいうと、
遅れてもいいよ、仕方ないね という考え方と
遅れてはいけない、早め早めに行動 という考え方の違いですね

なんだか、簡単でなかったですかな。。

本題に戻しますが、まずびっくりしたのは、タイでは銃は
規制されております。日本より少し緩いですが、許可制です。
が、意外と銃社会なんです。
なんでも、アメリカに次ぐほどだとかという噂も・・・

最近外国人が巻き込まれた事件で言えば、女性を巡って
白人とタイ人が揉め、喧嘩になった。 
格闘の末、白人の勝利。
しかし、タイ人が戻ってきて「パン!、パン!、パン!」
白人の方はお亡くなりになりました。
タイ人の方は、タクシー運転手だったそうです。

さらにタイ人同士であれば、ソンテオ(乗合トラック)と
一般の車の道の取り合いの末、停車。
一通り言い合って、ソンテオの運転手が、車から「チャカチャカ」
を取り出し「パン!パン!パン!」。

一番きついのが、警察ですね。
警察官の汚職がひどく、銃を二丁持っていて、一つは公務用
もう一つは、護身用。(意味わからん)
護身用といいつつ、犯罪に使う事が多いんですよね。
要するに所持している銃では犯罪を犯さない、よって銃の使用歴が
ない=犯人ではないという構図。

とにかく、銃社会だということを、皆さん覚えておいてください。
喧嘩は出来るだけしない。
喧嘩に勝っても、命を差し出さなければならない
ことになることがあります。

銃のことはこの辺で、もう少し身近な犯罪といえば
窃盗、ひったくり、恐喝、性犯罪などが挙げられますが、
性犯罪は、昔ほどではなくなったようですが、まだまだ
水面下で起こっていますね。

それこそ昔は、タイ国鉄の夜行列車で、女性を暴行し、
列車から放り投げたという事件がありました。
これがきっかけで、取り締まりが厳しくなったとか
言われてますが、なかなか鬼畜ですね。
東南アジアでは、ジャングルが多く、死後なかなか
見つからないこともザラです。

とは言っても、あからさまに襲ってくるというより
やはり言葉巧みに近づいてくるか、こちらから飛び込んで
しまうこともしばしば。
場所を尋ねたら、尋ねた相手が悪く、案内と称して連れ去り
暴行の上捨てられるということも気をつけなければなりません。

私も、以前場所を尋ねた人に、車で送ってもらったこともあります
運転手は女性でしたので、ま、大丈夫かな。

日本人は物事を性善説で考え接してしまいがちですが、
外国では、悪性説で考えて行動した方が断然いいです。
でも、日本人の心は忘れず、相手を見抜く力を付けたい
ところですね。

窃盗・強盗

これが一番気をつけなければならない犯罪ですね。
私は今、バンコクの南東の隣の県サムットプラカーン
という県に住んでいるんですが、公共交通機関を使った時に
道路を横切るために歩道橋を渡るんですが、そこで強盗がありました。

夜10時に、女性が歩道橋を渡ったところ、歩道橋上にいた
犯人に鞄を奪われたそうです。

記憶に新しい事件といえば、今から3年ほど前、日本人駐在員が
強盗に襲われ、現金を奪われた上に体に傷を負った。
ナイフで切り付けたらしく、防犯ビデオにその様子が
映っていたそうです。
危ない状態だったが、一命を取り止めたということでした。
当邦人は駐在経験も5年と決して短くはなく、バンコクの中心
での出来事にショックを受けたそうです。

襲われたのは、お酒を飲んだ帰り道、いつも電車で帰るところ、
一駅ぐらいは歩こうと思いその日は歩いたそうです。

夜の一人歩きは、日本でも危険を感じる事がありますが、
外国では、なおさら注意が必要です。
夜間の外出は控えること、止むを得ない場合は、タクシーなどで
ドアtoドアの移動が望ましいところですね。

とにかく日本人=お金持ち というレッテルは未だ持っていますので
注意が必要です。

ここまで、悪い話ばかりしましたが、人の物を盗ると、自分も
盗られるという考え方を持っている人が多く、これは仏教の
「施し」「徳を積む」という考え方からくるそうで、その反対も
同じという訳ですね。

なので、うちのコンドミニアムでは、デリバリーの注文など
ロンドミニアムのドアの取手にかけておいたり、郵便受けの上に
置いたりする光景をよく見ます。
それでも、盗られたという事件は一度も起こっておません。
逆に、私がもらおうかなって思っちゃうほどです。
しませんけど。

そういう、仏教からの教えにより、犯罪が抑止できている
こともこの国のこの国たる所以でしょうね。

とにかく、
気持ちが大きくならないように気を引き締める。
油断しない。
「石橋を叩いて渡る」
ように気をつけてください。


つづく

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