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外国で生活をするということ(終)

常識・非常識
外国で生活をするということも、10回を迎えますので
ここで一旦終えたいと思います。

最近ではその差が少なくなっておりますが、
日本で生活していた時の常識が、外国に来たときには非常識に
なることがあります。

わかりやすい例で言えば、麺類を食べる時の音。
日本では、ラーメンやうどんがポピュラーな食べ物で
各地で、「ズルズル」食べる音を聞くと、こちらも
食べたくなる物ですね。

しかし、外国へ行くと、悪いマナーだということで
嫌われることがあります。

でも、私は日本で教育を受け、日本の文化で育ちましたから
なかなか抜けません。
また、その食事法がマナーの点では基本的にダメなのは承知
してますが、あの食べ方はとても理に適ってるんですよね。

汁がある麺を食す時には、スープと麺を一緒に口の中へ
入れ、ちょうどいい味を楽しむ。
さらには、熱々の麺とスープを空気と一緒に入れることで
熱さが緩和される。

しかし、外国では横目で見られることがありますね。
ここタイでは、そうでもないですし、日本人だからと
理解されています。

よく見える
外国で生活をするということは、日本人である自分自身を
客観的に見ることができます。そして、日本や日本人の事を
よく考えるようになります。

それは、外国に人から、日本のことを聞かれた時に
ちゃんと日本人として答えられるように、調べたり
するんです。

日本人のアイデンティティとは
天皇とは
第二次世界大戦(大東亜戦争)のこと

さらには

江戸時代はどうして鎖国してたのか
日本はいつからあるのか
侍はいるか

それはそれは、いろいろ調べるようになります。
すると、外国でネット検索をしたりすると
いろいろな情報が落ちてるんです。

日本では、どうも偏ったものしか見ることが
できなかったが、右から左までよく見えるのです。

日本に居た時は、そんなこと微塵も考えませんでした。
もちろん個人的には信仰という目から、日本を見ていましたが
それらも覆される情報があったりもするものです。

しかし、驚くことはこれらは日本からの発信が多く
どうして、もっと早く気づかなかったんだろうと
思ったものです。

仕方がないですね、日本で生活をしていると
会社では、社内戦争に巻き込まれ、
テレビは熱狂するほどの番組ばかり
税金もたくさん払うので生活がどんどん
悪くなる。

振り返る時間などないですね。

あまり纏まらない形になりましたが

海外には一度は出るべきだと思います。
そして、一歩引いて日本を眺めてください。
そうすれば、いろいろな事に気付くはずです。
ただし、日本と違って事故の責任が大きい文化です。
それを忘れないようにしてください。

わたしは、外国で生活をしてひと言述べたいと思います。
「日本人でよかった。日本人として恥ずかしくない
 ように自身を向上させていこうと思います。」

日本へ「ありがとうございます」

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
あくまでも私の感想ですのでご承知おき下さい。

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