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「FeeeeL!」

こんにちは!!人生楽しんでいますかー!☆
私は少し前からカンツォーネとアンサンブルを習いに行ってます。
今年一年は、怪我をしたり気管支炎と喘息を繰り返すようなしんどい風邪ばかりひいて、精一杯練習できませんでした。
声が出せない間は、音楽の歴史や他国の民族音楽を勉強したり、目から音楽のエネルギーを摂取していました。
来年はバッハが歌えるようになりたいです。
無理そう笑  ドイツ語は難しい!ドイツ語曲をマスターできるようになれば、世界中の音楽を制してしまえそうです。

Twitterはやめたり再開したり、チマチマと更新していたのですが、ちょっと耳が痛くなるような心臓がチクチクするような投稿を見かけました。

投稿主は、ある音楽ジャンルの先生で
ある楽器の奏者を専門としながら、歌唱指導もされていらっしゃる方でした。
その方は、自身の教室に通う生徒さんの悩みをSNSに吐露されていたのですが、
「歌の生徒が音痴。どのように指導すべきか。」のような内容で、ご自身のフォロワーさんに経験談を尋ねておられました。

私の相互フォロワーさんの投稿ではないですが、たまたま見かけて。。。
自分がこの人の生徒だったら、ちょっと悲しいですね。
私が保護者なら、月謝を払って習わせているのに、その講師がSNSで生徒の音痴の直し方聞くの?、、、と、思うし
あなた、プロの講師ですよね?って疑問に感じてしまいました。。。
生徒のプライバシーにも関わってきますし。

その生徒さんが何の歌をうたい、投稿主の指導方法も不明ですが、SNSで他人に尋ねるぐらいなら、指導者になるべきではないです。ましてや、声は唯一「生の楽器」です。どれだけ環境を整えても、最高のメンテナンスとケアをしても、心の一部が翳るだけで、出したい音が出なくなります。
とても繊細な楽器です。そして必ず「老い」がやってきます。
思うような声が出せずに苦悩して、心の病気になった果てに命を絶たれてしまう人もいらっしゃいます。

(プロ、アマチュア問わず料金をとっている人は別ですが。)音楽は音を楽しむものだ、と私は考えています。
耳の構造は同じでも、頭や心がどう感じてどう聞こえるかは人それぞれ。
経験や年齢によって変わります。
楽器によっても変わります。
同じ機材を使って同じ楽器を弾いても関節の柔らかさ腕の長さや手の平のしなり具合まで同じにはできません。微妙に音が違ってきます。
声帯なら尚更です。
世界にたった1つだけの完全オリジナルの楽器です。

ジャンルによって基準も違います。
もしかしたら、全速力するような速いリズムのロックや、細かい音程を多用しているような楽曲なら、メロディに乗ってしまえば勢いで歌ってしまえるような楽曲なら、うまく歌えるかもしれない。

昔流行ったアニソン等、メロディーが良い歌はキャッチーで誰でも歌えるようにできていますし。

エレキギターをしてみたら、ベースだったら、ドラムだったら、民族楽器だったら、、。もしかしたら第2の松本孝弘、hide、YOSHIKI、になれるかもしれないし。
そして、音楽で名を馳せた人達はみんな絶対音感をもっていますか?
音程やメロディーを正確に捉えて歌える方が良いに越したことはないけれど、例えば、八代亜紀さんの「舟歌」や中島みゆきさんの楽曲には理論では教えることができない、楽譜には記されていない音程があります。そこが、その人の個性です。
ただ、聞く人によっては「ん?」と感じるかもしれませんが。

この人達の歌を、講師は楽譜通りに唄ってみて是非、周りに聴いてもらってください。
YouTubeにアップされてはいかがでしょうか。
プロなので、拍手喝采されるでしょう。とても美しい発音と音にみんな感動されるはずです。
次に美空ひばりさん、小椋佳さんの「愛燦々」を唄ってほしいです。
この真意、わかりますかね。

それと、「(国名)人は音痴である」等はオープンスペースで言うべきではないでしょう。
私は音楽ド素人です。いろはのいもわかっていない初心者ですが、素人なりに、音楽は世界の共通語だと考えています。他言語でも音階が読めさえすれば、いろんな国の人達と音だけで楽しめます。
なので、どの国の何語の何の歌を基準に「何人は音痴」なのか知りたいです。知識として。
北米英語圏の人は、全員がBONJOVIの「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」が歌えるのでしょうか?
イタリア人ならもれなく、サラ・ブライトマンの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が歌えるのでしょうか?
イタリア人の声楽歌手にカンツォーネを歌わせたら、イタリア人全員を納得させることはできますか?

プロの音楽家の方、教えてください。
お待ちしております(’-’*)♪

私は、「それは非常に難しい」と思っています!

講師の思うような「ドー」や「ミー」が出せなくても、音痴なんだ。。。って
落ち込まなくて大丈夫です。
全く問題ない。
ただ、周りに音痴と言われたぐらいで落ち込んでいるようでしたら、音楽で食べていくのは諦めて、趣味にしてほしいです。
楽器でも作曲でも歌でも、音楽大学を出て音楽院を出ても、音楽留学しても一花咲かせるのは目隠しの状態で絹糸を針穴に通すほどに難しいです。努力の上に、才能と恐ろしいぐらいの強運も必要ですし、どれだけ非難されても何を言われても揺るがない矜持とタフさがないといけないと思います。
時代の流行りにも左右されます。
お金もいりますし。

私は小学生の頃、カラオケで友達に音痴と言われてゲラゲラ笑われました笑
カラオケで言われるのは相当だと思います笑
今も音痴です!趣味でも、声楽習うのはお金の無駄やなぁと思っています笑(そのお金で婚活すべき。。。)

先生の、「その音はちっがーう!その音程は思うてるやつやない!楽譜通りに歌いなさい!」という心の声をひしひしと感じています。
先生をイライラさせることもあります。
でも、私は怯まないし落ち込みません。
1つだけ、先生には無いものを持っているから。
私の声はミュージカルやクラシック向きのクリアボイスなんです。
これは今までの先生方の評価です。
ありがたいことに、私の長所を見つけてくださいました。

音程で注意される度に、「はい、すみません。」と答えながら(先生より声綺麗やしロックも歌えるで)って恐れ知らずの超失礼なことを心の中で思っています。中々罰当たりですね笑

クラシックは最高に刺激的で挑戦しがいがある音楽です。他のジャンルにはない壮絶な美しさと偉大な音楽家の息吹きを感じさせてくれます。
一生練習していたい。
そして、いつかは先生を超えたいなぁなんて大それた目標というか夢想をしています。
私の先生は、何十年も声楽道を追究し音大で教授をされてきた方なので、私が三回ぐらい生まれ変わらないと超えることなんてできませんが。

これぐらいの気概と反骨心は持っても良いのではないでしょうか。

そして、音楽の指導者は生徒の個性を瞬時に見つけて長所を伸ばしてあげるべきです。
指導者が迷ったり不安になったりイライラしていると、負の感情が伝わりますます。
感受性が強い子供なら尚更に。

音楽は体内に宿っています。
心臓の、「ドッドッドッド」「ドキンドキン」脈打つ心音は、武術家、音楽家、庶民から貴族まで誰もが等しく持っています。
有名な武術家ブルース・リーはダンスが得意で、ジャッキー・チェンは歌手を兼業されてきました。
ジェット・リー主演作品「ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱」では、主題歌を朗々しく歌われています。形は違いますが、大スター二人の共演に感動しました。(若いドニー・イェンもいます。)
音楽は、中国では古代より六芸のうちの1つですからね。

もし、人生に迷ったり音楽に不安になったら正確無比な心音を聴いてください。
歌は心から楽しんでほしい。
音楽で1番大事なことは音程ではなく、
「感じること」です♪


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