ゴーゴー・ペンギン @ ブルーノート東京 2018 02

ブルーノート東京でゴーゴー・ペンギン🐧を観てきました。

・AppleMusic https://itunes.apple.com/jp/album/a-humdrum-star/1316456155
・Spotify https://open.spotify.com/album/4jWH3SEnwQjUxA81TksroU

エレクトロニックミュージックをピアノトリオフォーマットで生演奏化して、グルーヴはあるけど、非ダンスミュージック的に解釈してて極めてクール。そのクールさが増してる気がする。気持ち良さとノレなさが増幅されてる。的確にハズシてあって全然ノせてくれない。

そのハズシた感じがあまりにクールでドライだから、不自然さと自然を身体が同時に感じる。機械のようにノセないまま、補正せずにエラーのままの状態で駆動し続けるのは機械的には自然だ。その硬さを生楽器でエミュレートできてるのはとてもクレイジーだと思うんだよな。 「なんか気持ち悪いのが気持ちいい度」が増してました。彼らが描いてるヴィジョンと音楽と演奏がかなりの精度で噛み合ってきた感じがする。毎度見てるけど、明らかに進化してる。ガッツリとコンセプトを定めてスタイルを固めつつ遂行していく感じはUSからは出ない面白さだよな。

ゴーゴーペンギンに関しては、マシーンの心のなさが精度を上げて形になってるところが、過去の人力ドラムンベース/テクノとは違うところよね。技術が上がれば上がるほど、演奏に機械の心の無さが増して、音楽が前景して、人間的な技術が後退して見える感じ。テクニックがどんどん目立たなくなってるね。

本当はもっと精度が低くて、ラフな人間臭さを出した方が盛り上がるんだろうが、アートフォームみたいなものを求めてるんだろうなぁと。今考えると彼らがニンジャチューンとかじゃなくて、ブルーノートと契約して、トレンド関係なく自由にやれてるのはとても幸運なことかもなぁ。

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ゴーゴー・ペンギン @ ブルーノート東京 2018 02

柳樂光隆

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柳樂光隆

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