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自由に書くために、心にとめてきたこと。

「ご自由にお書きください」

noteを開くと、こんなメッセージがつづられています。目の前にあるのは真っ白なページだけ。ご自由に書いていいといわれて嬉しい反面、言葉が出てこないときや、時間ばかりかかった日も多くありました。

自由に書きたいのに、言葉が足りない感覚がもどかしく感じます。私なりに「自由に書くということ」について、感じたことを3つまとめました。

noteを長く楽しむため、心に留めていただけるとさいわいです。


1)書く自由と書かない自由

そもそも、「書くこと」を選択したのは、自分自身です。
書く自由があれば、書かない自由もあります。

あえて「書く」選択をしたのでしたら、書くための環境づくりは必要です。環境というよりは、「時間」と言い換えたほうがわかりやすいかもしれません。

私たちは皆、一生活人として毎日多くの役割を果たしています。

家庭では妻として母として、実家では娘として過ごしています。
同時に仕事や学業にいそしみ、主婦として家庭を切り盛り。とくに子育て中は思うように行かないことも多くなります。

ですが、「書く」時間だけは、「私」の時間。
私の立ち位置を思い出すことができる、貴重なひととき。思考整理の一環。

かぎりある時間の中で「私」の時間をどう過ごすかは、そもそも自由なのです。私は「書くこと」を選びました。

2)書きたいことを、書く

とはいえ、何を書けばいいのでしょうか。
まずは「自分のために書く」ことが大切です。

書きたい気持ちに正直に。まずは好きなことを書くことが一番!好きな本や音楽、映画やスポーツなど、長年趣味にしてきたことを書いてみましょう。

自分の心が動いたとき、ぜひ感想を書き残す習慣を身につけることをおすすめします。それらは私たちにとって、唯一無二の経験だからです。

心の動きを言葉で表現するこころみ。
最初は言語化が上手くいかなくても、表現できた部分は友人や家族と分かち合うことができます。書く前よりも、心地よい気分になっているはず。

頭の中がスッキリし、もやもやが消え、自分の感想を客観的にみる一手段になりえるのです。気づきが気づきを生む好循環に入れます。

3)型のある方が自由になれる、こともある

書くことがないときに、誰かからお題をもらったり、自分でテーマを決めたりすると書きやすくなります。自身の経験をかえりみる良い機会になります。

また記事自体に「型」を用いると、断然書きやすくなります。せっかくの気づきや知見が、読み手に伝わりやすくなるのです。

連続したテーマで書く場合、私は「はじめに(導入)→記事本文→おわりに(まとめ)」の構成を用いています。書いていてわかりやすいですし、読み手にも安心感を与えることができます。

もちろん「型」の活用は絶対ではありません。
心情をそのまま書きつらねるときもあります。読み手に思いが届けば、十分に報われた気持ちになれます。いろいろ書いていると、直感を信じたい日も生まれるのです。

まとめ

自由に書くために、私が心にとめてきたことを3点ご紹介しました。「書く時間くらいは自由でありたい」と願っている私自身を顧みて、実際に享受している「自由度」はいかほどなのでしょうか。すこし客観視してみました。

自分の書いた文章が、読み手に心地よく伝わると嬉しいのです。
私はいつも、「読む人の背中を押す記事を書きたい」と思いながら執筆しています。書くことで、少しでも私たちが自由に生きられる方へ舵を切れればいいなと思っています。

本記事が、noteを自由に長く楽しむきっかけになりましたら、さいわいです。

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