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夜のランニング。

毎晩、うちの豆柴と散歩に出かけています。最近は日の入りも早く、いつもの時間に行ってもすでに薄暗いのです。

いつもの公園。いつもの原っぱ。人気なし。

夜の公園に到着すると、豆柴と一緒に走ることがルーティーンになりました。

原っぱのエリアに入った途端に、走りだす豆柴と私。誰もいないので、リードを伸ばして走らせます。

犬との距離もつかず離れず。犬が先に行きすぎて、リードを引っ張られないように。わたしも一緒にダッシュしたり、手加減したり。

犬と二人、原っぱの中を縦横無尽に走り回るのです。寒いので、走り回っている方がちょうどいいくらい。

リードの長さは3メートル。私の前後6メートル以内に犬がいるよう、走り回る楽しみ。犬にも私にも急にブレーキがかからないように、絶妙な距離を保って走ります。

犬を中心に半径3メートルの世界。
私がやってきて、弧を描く感覚。息を合わせて走る時間。この塩梅がなかなかに、面白いのです。

夜のランニングですね。

いつのまに原っぱの下草も刈られていて、走りやすくなりました。夏の間は草ぼうぼうで、大変でした。下草が私の膝丈まで伸びていて、歩くと足をとられて危なかったのです。

草の刈られている方向へ、犬を誘導します。なのに我先にと、犬は草むらへ向かうのです。
犬だって、自分の背丈より高い草むらの中では、走りにくいろうに。

最近では、桜の木の辺りが要注意になりました。桜の紅葉は早く、すでに落葉しています。暗闇に、枝だけが私たちの目線近くまで伸びています。

走っている最中に桜の枝に当たって、うっかり折れないように。刺さらないように、細心の注意ですね。

いつの間に虫の声も聞こえなくなりました。本格的な冬の到来です。犬にとっては待望の季節到来でしょうか。

10分ほど走り回れば、ちょうどカウントは1km強。帰り道も残っているので、そろそろ戻ります。楽しかったね。また走ろうね。

都内では今日、三年ぶりに木枯らし1号が吹きました。毎年吹いていた気がしたのは、錯覚だったのですね。

けっこうな北風に吹かれて、寒い一日でした。
手先が冷えて、かじかみます。まだ私たちの身体は寒さに慣れていませんので、体調に気をつけてお過ごしください。

今日もゆっくりお休みくださいませ。

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