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【母と過ごす#06】いよいよ一緒に内科受診

実家で二人暮らししている両親。
ふたりとも高齢です。母の物忘れをきっかけに、実家で過ごす時間を増やすようにしました。

母はおくすり内服の自己管理ができません。
父がお薬カレンダーにセットして、内服をうながす感じでようやく軌道に乗ったところです。

ですが先日、衝動的な不安があって母一人でクリニックを受診。お薬をもらってきだけで安心し、お薬を放置していたことが発覚しました。
現状を相談するため、母と一緒に受診に行ったてんまつをご紹介します。



母自身も、物忘れがすすんだ自覚がある様子です。
このまま家にいてはいけないと思ったらしく、自らカルチャーセンターで絵手紙の講座を申し込んでいました。

また自らコミセンの相談窓口に行ったり、友人と会ったり、昼からカラオケ行ったり。もともと「こども食堂」の支援をしていたので、その活動に行ったり、折り紙作って届けたり。

その合間も家を切り盛りし、家事をこなし、料理を楽しんでいます。
料理って、タスクが同時進行で結構な脳トレになります。

料理する意欲があるうちは、大丈夫かな。作りすぎるてらいはあるけれど。大家族だった名残よね。
一見すると不安も落ち着き、もとに戻ったような生活ぶりでした。

さて、実際に母はこれまで一人で内科を受診して、医師とどんな話をしているのでしょうか。どこまで、自分のことを冷静に伝えられているのかわかりません。さっそく内科受診に付き添いました。

お名前を呼ばれ、母と一緒に診察室に入ります。

医師の質問に対し、なんでもハイハイという母。
薬を飲んでなかったのに「飲んでます〜もちろん」と言う母。
「最近は気持ちがスッキリして、いい気分です。」と体調の良さをアピール。追加のおくすりの効果について聞かれるでもなく、このまま診察が終わりそうな雰囲気です。

私「追加でお薬(リーゼ)をもらっていたのですが、ほとんど飲めていません。母一人では、お薬の管理は難しいです。不安も自然に落ち着いたので、追加でもらったリーゼは1日2回にしています。」

医師「…ではどのくらいの量なら、ちょうど良さそうですか。」
家での様子を相談し、リーゼは一日1回から2回にして、経過をみることになりました。

また物忘れの心配に対し、早めの包括支援センターへの相談をすすめられました。すわ、介護認定か?と背筋の伸びる思いでした。

帰宅後、包括支援センターにお電話したところ、翌日には訪問してくださるとのこと。初動のはやさに感動するばかりです。

緊急に介護が必要になったら、一日とて待てませんものね。行政のありがたいサービスに安心感を持ちました。さっそく訪問していただきました!

詳細については、また項をあらためますね。(つづく)


おわりに

母の物忘れがすすんだかもしれない、という事実に変わりはありません。これからも娘としてできることを行動に移し、感謝を伝える場にしていきたいと思うのです。

「母と過ごす」は、今後も不定期に更新していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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