「子どもができたら、絵本は絶対たねちゃんちで買う。たねちゃんち以外では買わない！」と5年前に大連でたねちゃんと知り合ったときに宣言した。

たねちゃんちは絵本喫茶店「ティールグリーンinシード・ヴィレッジ」。種村だからシード・ヴィレッジ。この手前みそ感が最高に好きだ。

一歩入ると絵本がところせましと並んでて、一冊手に取るとお母さんが「それね！それ絵が綺麗なのよね。もしそれが好きならこれもおすすめよ」といろんな絵本を引っ張り出して紹介してくれる。

今日はじめて娘を連れてったらすごく喜んでくれて、お母さん手作りの「コンとあき」のコン人形で遊ばせてくれたり。お父さんは私の顔見た瞬間「あきちゃん、iPhoneの充電器必要なんでしょ」と貸してくれた。種村家は本当にあったかい。

流れゆく情報を整理しているようで、溢れさせているだけのウェブメディア業界にいると、種村両親の温かみが胸にぐっとくる。

お父さんがいれてくれるカフェオレ、お母さんが紹介してくれる絵本。そして、会えるビタミン剤のたねちゃん。誰にも教えたくない私のエネルギーチャージスポットです。

たねちゃん、まだまだ大連に戻らなそうなので、こっちにいるあいだしこたまチャージさせてもらおうと思います。

帰り際、たねちゃんおすすめ絵本と私の大好きなバウムクーヘンと名付けられた谷川俊太郎の詩集を買いました。

絵本喫茶店 ティールグリーン in シードビレッジ
東京都大田区千鳥2-30-1