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詩|夜はやさしい

こころがなんとなくざわざわする夜
落ち着かず スマホを開く
光の波の中に 何も見つけられず
真っ黒
思いだしたように もう一度 光の波へ
また 真っ黒
そんな夜

ただただ 時間だけが無駄だ
やめてしまえばいいのに
心の中の焦燥感が
何度も 反復させる
現実と幻の 境界

多分理由はわかっていて
でも気づかないふりをしてる
気づくと結構面倒だから
向き合うパワーが湧いてくるまでは 堕落していたいだけ

わかっている
感情には波があって
一度眠りに落ちてしまえば
平坦になれる
明日の朝には 
きっと すこし忘れている感覚なんだろう

こんなにわかっているのに 
答えを求めてしまう 私は
愚かだ
こんなところには 探しているものはないともわかっているのに

多分理由はわかっていて
でも気づかないふりをしてる
気づくと結構面倒だから
向き合うパワーが湧いてくるまでは 堕落していたいだけ

愚かだ
でも これもまた
私の人生に必要な時間なのかもしれないから

浸って居る 
夜は 時々やさしい

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