右脳と左脳の働き

最近、気付いたことが、日本いいる時と海外にいる時、思考回路が全然違うなと。アンテナ張っている部分が真逆である。当たり前かも知れないことだが、無意識的に続くと危ないと気づけた。
ネドじゅんさんという右脳と左脳の働きについて深く解説されている方のお話を知って、明らかになった。

彼女の話に食い入ってしまったのは、彼女が訓練を続けた末に、今までずっと他人のことや過去未来など答えの出ないことで頭の中ぐるぐる思考に支配されていたのが、ピタッと無くなったと言っていた話。
そうなった瞬間、見える世界がキラキラし始め、自分は全てから愛されていて、こんなにも祝福されて今ココに生かされているんだと心底感じ出したんだそう。
これ、私が正にHawaiiで瞑想中に、切羽詰まった問題が一気に問題ではなくなり、全てが完璧だという世界に一瞬で一変した経験と同じだった。
全ての問題は自分の中で完全に作り出していただけ。とハッとわかった瞬間だった。そして、たまらなく幸せで幸せで自分が今ここに存在していることが嬉しくてたまらない感覚。
この経験はここからまた私の人生を変えた大きな出来事だったんだけど、その世界が本当だったと気付いたものの、それから1ヶ月ほどして日本に帰国し数ヶ月かけて、その感覚がどんどん薄れていってしまった。
感覚的にどこかで本当の世界をもう知っている、あれが本当だとわかってはいるが、どうやら正解不正解が存在し人の目を気にして生きる人種の中にいると、そういう思考に自分もまた染まっていったようだ。

これが正しいという見えない型に自分を当てはめて生きなければいけない空気感。これを生まれたままの真っさらの脳に叩き込まれて大人に成長したんだからこれが当たり前と思って疑わずでもどこかで何か苦しさがある日本人は多いと思う。
私は常識の違うアメリカでその概念を塗り替える経験ができたのが救いだったが、ネドじゅんさんのように日本でもコツコツと今ココに意識を戻す筋トレのようなことを続ければこの境地に生きることができる。
私にとっても本当に救いの存在だ。
呼吸を使ってできる限り今この瞬間に、自分の感覚に集中する。そしてどんどん湧き出る意識をただ見つめて流して行く。
今不安がある人はとにかくこの瞑想的メソッドをやって見て欲しい。

この右脳的生き方をする日本人がもっと増えることが私の大きな望みである。

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