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エルサルバドルのお酒

海外に行く度に不思議なこと。その国ならではのビールが無い国に出会ったことない。「初めの一杯が幸せのピーク」的な図は各国共通な気がします。
↓筆者脳内イメージ像

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エルサルバドルも例外ではなく、自分が知る限りメジャーなブランドは4種類。いずれもCervecería La Constanciaというエルサルバドル企業が製造、親会社はAB Inbev(ベルギー)。日本でもビールの宗派が分かれるように、こちらでも皆さんヒイキにしている銘柄があるようで、レストラン行くとメジャーなビールは大体おいています。

↓左からスプレマ、ピルスナー、レヒア、ゴールデン。味薄め。暑いとき水替わりに飲みたくなるやつ。値段はどれも1ドルちょっと/缶。日本に比べると安いけどこちらの物価からすると高い。

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その他、サンサルバドル市内|では"Micro Brewery"と呼ばれるおしゃれクラフトビール路線も抑えられています。中でもたぶん一番イケてる風なのが"Cadejo"。オーナーはエルサルバドル人と結婚したアメリカ人らしいですが。どれもとりあえずおいしい。1本1.8ドル程。

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他、エルサルバドル産のお酒といえば、ラム酒!といっても自分が知ってるメジャーなのは1ブランドのみで、Cihuatán :しうあたん。こちらの現地語(ナウアット語)で「the land beside the sleeping woman(寝てる女性の横の土地)」という意味。気になる方はググってみてネ!
「しうあたん」が市場に出たのは2015年で、まだまだフレッシュなブランド。ボトルデザインがかわいいのでお土産に丁度いいのではないかなと思います。↓

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エルサルバドルの農産物といえばコーヒーが有名ですが、実はラムの原料でもあるサトウキビが農産物で一番大きい収益を占めています。人口の約3%がサトウキビの生産に携わっているらしい。先は主に中国と米国。日本ではエルサルバドル産の砂糖は見かけないですかね。

そして最後、忘れてはいけない、ワイン。
エルサルバドルではワインは作られていませんが、北はアメリカ、南はチリ・アルゼンチン、海を越えてスペインからのワインが揃います。

地理的に南米ワインが安く買えるのではないかと思っていたのですが、値段は日本と同じくらい。日本ではあまりアルゼンチンワインは多く見かけないので、ここぞとばかりに試したいと思います!

↓日本のコンビニでもおなじみ、「ビシクレタ」はこちらでもスーパーのベストポジションを抑えています。

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最後にショッキングな事実を・・エルサルバドルのアルコール関連で亡くなる方は、人口10万人あたり18.54人で、世界第1位だそう。次いでロシア、エストニア、グアテマラ。まだ全貌を見られている訳ではないですがサンサルバドルだけでも、人口に対して異常にレストランが多いと感じます。単に国民柄「わいわい」するのが好きという理由からだそうです。

コロナじゃなければ、飲みすぎには気を付けつつ開拓したいな~と思います!


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