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この恋が長編でありますように。





 恋人とお付き合いを始めてから、2年記念日を迎えた。出逢ったときから今日まで、遠距離のわたしたち。1166㎞⇒786㎞⇒699㎞と、徐々に距離を縮めてきてはいるものの、遠距離なことには変わりない。新幹線は乗り継ぎが必要だけど、飛行機なら1本で行ける距離になった。歩いたら、146時間らしい(調べることに意味はないのに、徒歩でかかる時間について調べてしまうのあるある)。
 きょうまでのわたしたちのこと、思い出としてちょっと書いてもいいですか?もう、書いちゃったんですけどね。完全に自己満だけど、最後までお付き合いください。




出逢い

 第一印象は明るくて、おもしろくて、優しくて、わたしよりも若いのに考え方がしっかりとしているそんな印象。なんとなく、趣味も似ていた。クラスにいたら、間違いなく人気者タイプ。出逢って2か月くらい経った頃から、お互いに見せずにいたけど、好き合っていたようで急激に仲良くなり交際スタート。



命の恩人

 正直、彼のことは”命の恩人”と言っても過言ではないと思っている。彼に出会う前の生活を続けていたら、今頃闇金に手を伸ばし、多額の借金を抱えたうえ、自己破産しまっていたのかもしれないのだから。あほくさ。彼に出会って、その生活から抜け出せたので、ほんとに命の恩人。

 (前回に書いた恋愛エッセイが、1年以上前でビビッています。わたしのnote、日記帳と化していますものね…)



愛情表現Lv.鬼

 「僕以外のところで、ずいぶん長いこと道草してたね」なんて彼にはよく言われるのだけど、そちらこそ、わたしのことを見つけるのが遅すぎです!
 世話焼きすぎるが故に、どうしても恋人のお母さん化が止まらず、下げマン女子代表選手だったわたし。さらに自己肯定感は、地中に埋まるにとどまらず、マントル超えてブラジル側の宇宙に飛んでいってしまっていたこともあり、相手に嫌われないように振舞う節があって、恋人とは対等な関係というよりはいつもどこか相手の方が立場が上のような、そんな感じだったの。もちろん、何しても離れないような存在のわたしのために、愛情表現なんてしてくれるわけもなく。だから、言葉にして愛情表現をしてくれる彼の存在はかなり新鮮。わたしにとってはLv.鬼といったところでしょうか。



安心と信頼の実績

 ”実績のロックが解除されました!”、ピコンという通知音と共に、クラッカーの絵文字まで見えた。遠距離恋愛をするうえで安心感を与えてくれる存在であるというのは、とても重要なこと。これまでは、同じアパートに住んでいて、半同棲状態だった人もいたけれど、一緒に居ないときに連絡がこないことなんて当たり前、一緒に居るときでさえもスマホばかりでいつも不安だった。どんなに遠く離れていても、こんなにも安心させてくれる人がいるなんて。彼と過ごしたことで、ほんとに距離は関係ないのだと感じた。遠距離だろうが、近距離だろうが、続く人とは続いていくし、続かない人とは続かないのだ。



これから

 これからも、もう少し遠距離は続きます。近い将来で、同棲を考えたいところではあるのだけど、両家へのあいさつとかいろいろミッションもあるので、2人でゆっくり考えながら進めていきたいと思います。まず、今年はわたしは全国手話検定試験3級に合格できるように頑張りたい。活動の場所は広げておくに越したことはないのだから。彼が転勤ありのお仕事をしているので、一緒に暮らすようになって、彼と全国を飛び回る生活になるかもしれないこと、環境が何度も変わることへの不安はあるけれど、彼とならちょっと楽しみだね。




 過去の恋愛への未練はこれっぽっちもないから、あまり振り返らないのだけど、ちょっと思い返しただけでロクな恋愛ではなかったことは確かで。でも、そんな中にちゃんと幸せな瞬間もあって、元恋人たちのことも間違いなく大好きでたまらなかったんだよね。年齢から考えたときに、交際期間が短かったとは思わないのだけど、やっぱり彼らではなくて。わたしはわたしを大切にできるように、わたしのことも思いやってくれる大好きな人と一緒になった今、本当によかったと思うしとても幸せだ。良いときも悪いときも、時々立ち止まっても、前を向いてゆっくり進んでいこうと思う。

 きょうも読んでくれてありがとうございます。またね。





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