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インタビューの難しさ

おはようございます。Reinvent healthの酒井です。

今週は、打ち合わせが3件、インタビューが3件とありました。それ以外にも受託開発をこなしながら、弊社独自の事業開発を継続しておこなっております。MVPの仕様要件を策定し、春先にプロトタイプを構築するべく頑張っております。私自身人工知能研究や医療系ベンチャーでの勤務歴があるのでコーディングはそこそこできますが、セキュリティ要件など知らなかったことも多く学びながら実装する日々です。特に医療介護分野のテックベンチャーということで、セキュリティに関しては国の指針に従う必要性がありガイドラインを読み込んでいる日々です。

さて、本日は顧客インタビューについてです。
弊社では技術ドリブンでなくあくまでカスタマーの課題をデジタル化により解決する事業を目指しております。従って将来ユーザーとなりうる方へのインタビューは非常に貴重な時間です。創業以前よりインタビューは実施しておりました。今思うとその頃のインタビューは貴重な機会を蔑ろにしていたとしか思えない内容です。

一番の反省点は
「インタビューを通じて答えを聞き出せるはず」
という妄想を抱きながらインタビューをしていたからです。


「頭が痛い」という患者にベビーシッターを薦めれるか?

何を言っているのかという感じですよね。
こちらは起業の科学の著者田所さんのYotube動画で解説されています。


頭が痛いと訴える患者に鎮痛薬を出すだけでは課題を深掘りできてません。

頭が痛い→眠れない日が続く→ストレスが多い→一人で子育てをしていて辛い
といったように課題を深掘りすることで、本当に価値するべき課題が見えてきます。

ここから学べることは顧客は真の課題を言語化出来ないかもしれないということです。言葉に容易に出来るような課題であれば、顧客自身で課題解決に行動できるはずです。ビジネスとして解決するべき課題は顧客自身もはっきりと捉えられていないところにあるということです。

したがって、インタビューを通じて顧客の言葉をそのまま捉えるのではなく、「行動」から顧客の課題を突き詰めていくことが非常に大切になります。

実際にそういう視点でインタビューを行うと、想定していなかった“不”があぶり出されてきます。こういった不に対してソリューションを提供することが刺さる内容になると思っています。

Reinvent healthはテクノロジーを活用し、高齢者の健康寿命の延伸に寄与するヘルステックの開発、事業化を目指しています。難しい分野ですが、ぜひ関わってみたいという方はご連絡をお待ちしています。

事業や当社に興味がある方はtwitter等からDMでの問い合わせ等おまちしております。




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