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若者のまちづくりなランチ

まちづくりに必要な3要素は「よそ者」「馬鹿者」そして「若者」と言われる。決して否定はしないが、アリバイ工作になりつつあることもあり、私はあまり歓迎していない。

そんな私が、この夏、若者たちとつくるまちづくりを受託することとなり、悪戦苦闘している。私は「地域資源を使って町おこしをする企画」を得意とするが、学生をコーディネートする能力に長けているとは言い難い。少し前まで、そのスキルを磨こうと勉強会にもかなり参加したが、途中であきらめた。「餅は餅屋だ」
今回のパートナーは私と同世代の男性で、飄々とした語り口がとても安心できる。県下では名の知れたコーディネーターで、「建築系まちづくり」が本職だ。

さて、このワークショップの概要は作ったものの、具体的な取り組みについては、このコーディネーターと綿密に打ち合わせをする必要がある。現状と課題、持っていきたい方向を見据えて、「決め打ち」にならないように結論へと導く。4時間のワークショップの準備には、丸1日の時間を要する。

で、その打ち合わせのランチがこれ。
ランチを食べながらも、さてどうするよ…と話しながら、急きょ加わった30代の若者の意見も聞く。彼は、先日、わが市での若者フォーラムに参加して「なんか、アリバイ作られている気がする」とモヤモヤを抱えてやってきた。ランチを食べながら言う私の一言にインスパイアされたと言う彼〈リップサービスとは思うが〉は、結局、今後の我々のワークショップにも参加したいと言う。うれしい。

ということで、あと3か月ほど、私の「若者とのまちづくり」は続く。いや、私が実際に見ているのは発注してくれた「大人」かもしれないな。

ところで、このハンバーガー。「マッシュルーム料理専門店」というかなりマニアックなお店のもの。これだけのボリュームがありながら、翌日体重が増えていなかったので、カロリーは通常のものよりも低いと思える〈希望的観測〉。とにかく、がっつり食べたい人にはお勧めの一品。

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