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私が写真一行詩を始めた理由

突如として始めた、Instagram写真一行詩。

実は、そんなに突如ではなく、長く考えていた結果の行動だ。

理由はいろいろあるが、乱暴にまとめると以下になる。

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①ワンクリックで目に入るものを創りたい

文章を扱う仕事をしていながら、私も、時々、長文を読むことに心身がついていかない日がある。目やら頭やら、いろいろくたくたで、文章が愉しめないとき。

それなのに、何か読みたいし、見たいという矛盾。

いくつもクリックして、ページをあける元気すらないときはワンクリックで。または流れてきたまま、見るだけで内容が理解できるお手軽さも、時にはいいと思ったのだ。


②毎日目にして、ちょっとだけ元気になるものを創りたい

人気イラストレーター・SHOGO SEKINEさんのInstagramを、よく拝見していると、練習なのか、わりとラフなイラストが毎日、何回かアップされている。

それが、ものすごくかわいい。文字も書かれているので、読んでいても愉しい。

こういうメッセージの出し方は、見ているほうも楽だし、少し元気が出る。佇まいがいいなあと思った。


③文章と視覚的なものとをコラボさせたい

私は文章を扱う人間だが、もともとは商品企画に携わっていた。むしろ、そちらのほうが長い。だから、イラスト・デザイン・写真・映像というものの力を、文章と同じくらい信じている。

文章だけでじっくりと深まる世界は、確実にある。だが、文章と視覚的なものとをかけあわせて、無限に広がる世界もまた、確実にある。

最近始まった、「みんなのフォトギャラリー(β)」の存在も、少なからず影響している。今まで、noteで書いたページのトップ画像は、フリーサイトから引っ張っていた。

今はできるだけ、自分が書いた文章に合う写真を「みんなのフォトギャラリー(β)」から探している。勝手に誰かとコラボした気分になれるし、文章と写真の両方がピタっはまると、なんだか心地いい。

そこで、ひとりで簡単にできる範囲で、言葉と写真をコラボさせる作業を始めたというわけだ。

本当は自分で撮った写真に言葉をかけあわせたいところだが、お手軽にcanvaを使っている。携帯で、わずか数分でできあがる。写真はまさかのフリー素材だ。

まずは手軽でいい、とにかく始めることが大切だと考えた。


④短い言葉を入り口にして、本の世界に誰かを誘いたい

読書が苦手、という人はけっこう多い。長い文章は頭が受け付けないという声もよく聞く。

読書が嫌いな人に無理強いするつもりはないが、言葉や文章、本が持つ力や魅力。知らない人に伝えたい、私にできることは何か、と考えたうちのひとつの手段だ。

私のInstagramは、基本的には1日1冊の本紹介なので、写真や短い言葉から来て、うっかり、本も見てもらえたらいいな、と考えた。

読書の入り口としての写真一行詩、という気持ちだ。

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本紹介と同じように、できたら毎日あげていきたいが、こちらはできる範囲でやっていこうと考えている。

勝手なる、個人的・読書推進活動の一環である。


■Instagramで毎日1~2冊の本紹介と、不定期で写真一行詩の創作をしています。

ナカセコ エミコ 私の本棚 nakasekoe.bookshelf 










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