見出し画像

21歳って、難しい。

21歳って、難しい。

立派な大人に比べれば、
まだまだ短いけれど、

私っていう歴史は
もう20年続いてるんだってさ。


そういえば、20歳はなんだか楽しかったな。

初めてちょっと苦いお酒ってものを飲んでみたり、

振袖を着て、いつもより濃い化粧をしてもらって、

ちょっと大人っぽく振る舞ってみたり、

“はたち”って響きになんか誇りを感じてた。

それと、何てったって、

スキなことを自由にできるとき。


でも、21歳って、複雑。

そんなに簡単じゃないんだ。

身体は大人の仲間入りだし、

なんとなく自分の考えもある。

やりたいことだって、

スキなことだって、ある。

けど、

これまでの私と

これからの私と

そして、周りの目と、

いろんなものに挟まれる。

押しつぶされる。

本当の心も自分も、わからなくなる。


何したいんだよ、

私って何なんだよ。

ってたまに叫びたくなる。


でも、そんなことを叫んだら、

子どもじゃんって思って、

結局心に蓋をして、自分で押しつぶそうとして、

また心に跳ね返されて、

自分が見えなくなる。


21歳って、難しい。

いろんなものが理解不能。

でもさ、こうやって、
人生におっきな波があるほうがさ、

きっと人生豊かになるんだろうなって、

ちょっと希望もあるんだよね。


やっぱり21歳って、難しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?