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「emma」が誕生したきっかけ


こんにちは。emma です。

前回の記事に、スキ!がついて
とても嬉しい主です♡ありがとうございます!

本日は、

emma を立ち上げるきっかけ

となった
私の経験や心情をお伝えできたらと思います。


まず、emma を必ず実現する!と心に決めた
1番のきっかけは、

この福祉界の現状を目の当たりにし、
絶望したから

です。

どの施設も、素敵な施設だったら
「emma」は誕生しなかったと思います。


私は 2022 年初夏に、
長年勤めた福祉施設を退社しました。

会社のオープニングスタッフとして採用され
その後、放デイ2施設、就 B と生活介護の
多機能施設のオープニングに携わり
中核となりながら、会社を盛り上げてきました。


この施設で働けたからこそ、
福祉の楽しさ、人の温かさが知れて
この仕事にのめりこんでいったのは事実ですが
反対に、
福祉の大変さや、自己犠牲をはかってでも
利用者第一の経営方針から、
残業、休憩なしは当たり前、
有給を使える風土もなく、
日々疲労は溜まっていく一方。


退職を決意した当時は、
放デイの受け皿として、開所された
就 B と生活介護の多機能施設の
サビ管兼管理者として従事しておりましたが

会社も私も放デイのノウハウしか持っていないため、大人の施設の活動や運営は手探り状態でした。

現場で使用する支援グッズ作成や
資料作成などの基盤固めから
活動内容の設定、部屋のレイアウトの設定、
椅子や机、洗濯機や調理器具などの選別や買い出し、
B 型の飲食店のメニュー設定、チラシ作成や、
その他細々した設定、考案業務から、

サビ管としての支援計画や
利用者のモニタリングなどの業務ももちろん、
支援員の仕事も管理者の仕事も、
幅広く務めておりましたが、
人員の少なさから、

身体的にも精神的にも疲れ果てて
自分の心がどんどん壊れていくのを
感じておりました。




こうして文字に起こしてみると、
自分で1から作り上げることは楽しかったけど

1人きりで、迷って、悩んで、
これでいいのかわからなくて、
でも頼れる人はいなくて、と、
繰り返し考えていたことを思い出します。


今は退職して、第三者の目線で見れるから、
当時の自分が精神的に
追い詰められている状況だったと理解できますが、

長年働いているからこそ、
当時の自分は考えが凝り固まって
この状況が普通だと思い込んでいたのでしょうね。


その後は、人材が少し潤いましたが
負担が大きい状況は続き、

いよいよ勝手に涙が出てきたり
ちょっとしたことで傷ついたり、
頭に血が上りそうになったり、

時には利用者に対してまで、
負の感情を抱きそうになって

このままだと福祉自体が嫌いになってしまう・・と、
心の限界から退社を決意しました。



お世話になった会社でしたが、
(退社手続きなど一連の流れはしましたが)

最後は嫌になって逃げるように去ってしまったこと、
今になって、やっと悔やめるようになりました。



退社後は、1か月ほど心と体のケアのために、
のんびり過ごそうと思ったのですが、
やはりふと考えるのは福祉のこと。
浮かぶのは、利用者の顔。



やっぱり福祉が大好きで、
利用者の笑顔や「できた!」が聞きたくて。

以前知人から、「天職だね」なんて言われて、
その時は「そうかな?」程度でしたが、

本当に天職なんだなと、当時初めて感じました。

もっといろんな施設が見たい!
もっといろんな療育を学びたい!と強く感じ、

思い立ったら即行動!の性格の私は、←(笑)
気づくと、求人を探し、面接へ行ってました(笑)



その後、就 B、グループホーム、
放デイや児発と様々な施設で働きましたが、

支援の雑さ、計画もなくその場だけの対応、
保護者様や園、学校との連携の無さ、


何より衝撃だったのは、

「利用者はお金として見てるよ(笑)」
と笑った経営者の言葉でした。




この現状を見て、心底絶望しました。

そして、この現状を変えたくても
変えることができない自分の不甲斐無さ。

本当にやるせない気持ちで、悔しくて、
苛立ちを感じたのを覚えています。

この反動から、

〝   絶対に、私が利用者も支援者も
皆が幸せになれる施設を創る。
皆を幸せにする!   〟


と、決意したのが「emma」の始まりです。


現在は、良い職場に巡り合えて、
児童発達支援管理責任者として従事しておりますが、
emma の仲間にも出会えて、
大きな夢を持てたこの経験は、
これからの emma の活動過程で
私のお守りになってくれると思います。


当面の間は、現場のニーズや福祉の流れを把握し、emma の活動に繋げるため、
emma の活動、児童発達支援管理責任者、
二足の草鞋を履くこととなりますが
現場にいるからこそ伝えられることを
読者の皆様に発信し、 施設オープンを夢見て、
少しでも今から読者の皆様の力に
繋げられる活動をしたいなと思います。


本日も、お読みいただきありがとうございました。


emma

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