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【ドイツ暮らし】アウトバーンの洗礼

運転歴より断然ペーパードライバー歴の方が長い私。



日本にいた頃から、仕事上クルマは必要なく、運転する機会もなし。




そのままドイツに来て、比較的都心暮らしのため、交通の便は良く、運転は不要。



これまで車なんて要らなかったし、運転したいとも思わなかったわけである。



そんな私が、最近必要に迫られて車に乗るようになった。



10年近くもハンドルを握っていない人間が、異国ドイツで車を乗り回し、



左ハンドルの車で速度制限ナシの高速で飛ばしまくっているのである。



ということで今日は恐怖体験にも聞こえそうな、そんな話を少し。












日本の免許証をドイツ版に切り替えることができるのだが、




そんなにドイツに長く住むわけじゃないから、と思って長らく免許の切り替えはしてこなかった。




コロナで日本の免許証が失効したり、コロナ禍が明けて、その免許が復活したり、



免許復活したら、なぜかドイツの免許も取りたくなったりして、



そんなこんなでドイツ歴5年を過ぎた頃にドイツ版の免許をついにゲットした。




免許をゲットしたら、それで満足したので、その後もしばらく車に乗る機会はなかったのだが、




仕事で必要になることがありそうなことと、夫が不在のことが続き、



何かと車に乗れた方が便利そうだと思い、



思い立ったらすぐ行動!ということで最近乗り始めたのがドイツドライバーデビューの理由。




ドイツで車に乗り始めて思ったこと・・・




当たり前だけど、みんな交通ルール守るし、運転上手い。



要はみんな優良ドライバーみたいな感じ。



私は初心者中の初心者ドライバーなので、無茶なことはしないし、できないのだが、




ゆっくり運転してても、煽られることなんてないし。




(煽りはしないが、ノロノロ運転だと、後続車が片側1車線道路でも、追い抜いていくことは多々ある・・・)



ただ、当たり前だけれども日本で運転するのとは全然違う。



まず、当たり前だが、左ハンドルなのである。




ドイツで車に乗り始めたばかりの頃、在ドイツ日本人先輩ドライバーに、




「やっぱり左ハンドルに慣れるまで大変だよー」とアドバイスされたが、



この点、私は難なくクリア。



なぜかって?



日本でもペーパードライバーで、そもそも右でも左でも車の運転に慣れていなかったからである。



そんな人間が、ドライバースクールのレッスンなしで外国で車を乗り回していること自体大変危険だと思うのだが、今のところ、どうにかなっている・・




そして、日本とドイツの最大の違いは、制限速度だと思う。




道幅が基本的に広いっていう利点もあるが、街中でも皆さん高速である。




そして速度制限ナシ!で有名な、ドイツの高速道路。アウトバーン。



実際に高速道路に乗ってみると、当たり前だが、常に速度制限がないわけではなく、



場所によっては120kmとか80kmとか制限されているところも多々ある。



だから、200kmでも300kmでも超高速で走行しても良いのだが、



意外に超高速で走行した状態をキープするのは難しいと思う。



夫も時折、200kmとか250kmとかで高速道路を走行することがあるのだが、



思い出してみると、夫氏は、見通しが良くて道幅の広い直線道路で、他の車両が少ない時しか超高速運転はしていなかったように思う。




実際に、私も高速道路で運転してみて感じたのは、




速度制限が無いからって、飛ばしまくってる車両はほとんど無いということ。



道幅とか車線の数にもよるけれど、みんな大体130〜150kmの間くらいで走行している感じ。



日本の高速道路よりはもちろん速いけれども、ドイツは安全運転なんだな、って安心した。



とは言え、山道とか片側1車線ずつの細い道路でも、なぜか80kmとか100km規制になっていて、




このスピードでカーブ曲がったらコースアウトするんじゃないか、とヒヤヒヤする道路&速度制限に遭遇することも多々ある。



だから、ゆっくり安全に走ろ♪と思っても、ばっちり速度制限通りの後続車が続いたりして、結構焦る。



高速なのに急カーブをうまーく走っている車を見ては、みんなレーサーなん?って思ってしまうのだが、




その辺は、慣れれば私もそんな感じになれるかしら♪と思いながらも、




車に乗る時は、安全第一で、人に怪我をさせないことを絶対条件に運転している。




そして、目下の悩みは縦列駐車。




バックカメラも付いているのに、カメラ見ても後方見ても、駐車できないのは、ある意味才能なんじゃないか、と思い始めた今日この頃である。




今日はこの辺で。Ciao


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