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パリで新年早々やらかした件について

こんにちは。パリに1年間交換留学をしているEmmaです。
今日は、パリでの新年でやらかした件について話していこうと思います。


凱旋門での花火

パリでは新年に凱旋門とエッフェル塔で花火が上がります。
特に凱旋門の花火は、ヨーロッパで最大とも言われています。
ニュースでは、2024年の凱旋門の花火を見に約80万人もの人が集まったと言われています。東京ドームのキャパシティーは5万5千人なので、約15倍もの人が集まったということになります。

私は以前から凱旋門の花火を見て年越しをするのが夢でした。
なので、当日凱旋門まで花火を見に行きました。

しかし、新年早々失敗しました。
凱旋門の花火を見るどころか、凱旋門自体見えず、道端のスクリーン越しにカウントダウンをする羽目になりました。

歩道脇のスクリーン
歩道脇のスクリーン

ここで私の失敗談を踏まえ、新年凱旋門の花火をどうやって見るか書いていきます。

失敗から学んだ凱旋門での花火の見方

①最低7時までに凱旋門まで行く

凱旋門で花火が上がる当日は、交通規制と荷物検査があります。
なので凱旋門周辺の一部のメトロ駅や、凱旋門の周りの通りは警察官で封鎖されます。
また荷物検査のゲートが2つあり、ここを通過しなければシャンゼリゼ通りまでたどり着くことができません。
よって、凱旋門前に行くまでにそもそも時間がかかります。

私は、凱旋門周辺に22時頃に着きました。
しかし、私が凱旋門正面のシャンゼリゼ通りに着いたのは23時40分頃でした。

初めに、凱旋門周辺には12もの通りがあります。
当日は、この通りが全て警察官によって封鎖されます。なので、シャンゼリゼ通りに行くためには荷物検査を行っているゲートを見つけなければいけません。
私が到着した時は警察官に聞き荷物検査場に向かいました。しかし、どのゲートも人で溢れかえっており、ソウル梨泰院雑踏事故を思い出すほど人の押し合いが激しかったです。なので、早めに行くことをおすすめします。

②凱旋門の最前列か、凱旋門の脇の場所を確保する

歩道脇にあるスクリーンでカウントダウンを鑑賞

花火を見るのであれば、シャンゼリゼ通りの最前列か凱旋門の脇を確保することをおすすめします。
なぜなら、周りの人の身長が高すぎて凱旋門自体が見えないからです。

身長が170cm以上の高身長であれば問題ないと思いますが、ヨーロッパ人の身長はアジア人と比べると比較的高いため、凱旋門自体が見えません。

私はシャンゼリゼ通りの車道に行きましたが、前の人の身長が高すぎて凱旋門自体見えませんでした。結局、道端にあるスクリーン越しに花火を見る羽目になりました。

なので花火を見るのであれば、必ず最前列か、凱旋門の脇を確保したほうがいいと思います。

一番確証なのは、凱旋門が見えるホテルを確保することだと思います。

③少ない手荷物で行く

当日は手荷物検査のゲートが2つあります。素早く通過するためにも、手荷物は少なくコンパクトにまとめて行くことをおすすめします。
私は必需品だけをカバンに入れ、コートの下にかけて行きました。

基本的にパリでは、出かける時は最小限の荷物で行くことをおすすめします。
また、ポケットに携帯やお財布を入れることは避けてください。

私は今までスリにあった事はありませんが、スリにあった人の話は何度か聞いたことがあります。特に観光客は狙われやすいので、最低限の荷物、かつコートの下、または服の下にカバンをかけて行くことをおすすめします。

また、私の個人的意見ですが、スーツケースやベビーカーを持ってくるのは辞めましょう。
当日は非常に混むので、スーツケースやベビーカーがあると非常に邪魔です。

④歩きやすい靴を選ぶ

凱旋門周辺に限らず、パリ市内は道が凸凹しています。そのため、ヒールだと転ぶ可能性があります。
なので、歩きやすい靴で来ましょう。

⑤暖かい格好をする

女性がオシャレしたい気持ちは分かります。
しかし、これはパーティーではありません。

良い場所で花火を見るのであれば、長時間寒い中待機する必要があります。
なので、暖かく風邪を引かないような格好で行くことをおすすめします。

⑥事前にお手洗いを済ませる

パリは公衆トイレがありません。あったとしても有料です。
また、花火当日は非常に混んでいます。

なので、事前にレストランなどでお手洗いを済ませることをおすすめします。

⑦帰る方法を確保する

花火が終わると、一部閉鎖されていたメトロが開放されます。
そのため一斉に人がメトロに向かいます。なので、非常に混みます。

私は人の流れが収まるまで待機してからメトロに向かいました。しかし、私が乗る予定だった電車が止まってしまい、電車で帰ることができませんでした。
タクシーに乗ろうとしましたが、片道1人€150と高額で、Uberも呼んでも到着が1時間30分後と、どの交通機関も機能していませんでした。
なので結局バスに乗り、家に着いたのが夜中の4時30分でした。
通常は、凱旋門の駅からメトロで40分程度で帰れる距離です。

なので、凱旋門からどうやって帰路につくか考えたほうがいいです。

以上が、新年早々の失敗談でした。
この失敗から様々な学びを得たので良い経験だったと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
素晴らしい1日になりますように。

パリから
Emma

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