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【誰かに話したくなるエモテク豆知識】属性別画面で「違い」を見つける

※こちらの記事は、エモーションテックのお客様向けメールマガジンを、note用に再編集したものです

こんにちは。
エモーションテックの近藤です。

あれよあれよともう夏ですね。

先日、花火師の友人と会って話す機会がありました。
コロナ禍の影響で大きな花火大会が中止になっている代わりに
最近はプライベートな花火大会の需要が増えているんだそうです。

たとえば会社の創立記念だったら縁起の良い色やコーポレートカラー、
プロポーズならハートやメッセージ花火など
お客様のニーズやリクエストに合わせて花火を打ち上げるそうです。

顧客体験や従業員体験でも、
相手の役割や立場によって、意見もニーズも異なりますよね。

企業としてもどんな人にアプローチしていくか、
その方針はさまざまです。

アンケート結果をもとに、
施策を検討していく糸口のひとつとなるのが「属性別画面」です。
一見地味な機能ですが、使ってみると多くの発見が得られます。

今回は、属性別画面のお役立ちポイントをご紹介しますので、
普段あまり使っていない…という方も、是非試してみてください。
(できれば、何人かで見ていただくのがおすすめです)

お役立ちポイント1:「満足している層」「不満を持っている層」が一目瞭然

属性別画面では、アンケートで聞いた属性ごとの
NPS(R)や推奨度の平均値が一目で分かります。

たとえば、ある飲食店の場合です。

お食事目的の人たちに対して、お茶目的の人たちのNPSが
低いことが分かります。 

つまり、この2つの客層では
顧客体験のうち、何かしらの評価や重視するポイントが異なっている
という可能性が考えられます。

お役立ちポイント2:属性を掛け合わせてさらに深掘りができる

お茶目的の人たちのなかでも、どんな層が不満を持っているのでしょうか。

表示対象を「お茶目的」と回答した人に絞り込むと、
さらなる深掘りをすることができます。

お茶を目的とする層のうち、女性の方がNPSが低いことがわかりました。

さらに活用ポイント:ジャーニーマップで特徴を捉える

回答数にもよりますが、この属性によるNPSの違いをもとに、
気になる属性のジャーニーマップを作ってみることができます。

ジャーニーマップの緑の線はその項目が重視されている度合いの大きさ、赤の線はそれに対しての実際の評価を示します。

「見た目・盛り付け」という項目のギャップが大きく出ました。
つまり、重視されている度合いに対して、実際の評価はそこまで高くない。
乖離があることを示しています。

確かに、お茶の時間に楽しむにはデザートメニューは見た目が素朴かも…と
思い当たるふしがありました。

まずは全体の結果を俯瞰で見て状態を把握する。
それが分析の第一歩ですが、

「ここからどうしたらいいの?」と悩んだ時には
このように、属性別画面で「違い」を見つけることが課題発見に繋がることもあります。

そのためには、
評価が分かれそうな属性や、ターゲット層を切り分けるための属性を
あらかじめアンケートの質問に入れておくことも重要です。

質問の見直しや追加などのご相談は、担当者までお気軽にご相談くださいね。

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