⧺旅するお菓子作家の自己紹介⧺
元看護師の私が、この世界に入って15年目となりました。
マガジン【カフェを創ろう】シリーズを書きながら、わたしは自分でも気が付かないうちに、いつの間にか自分の心にダメージを受けていたことがわかりました。まるで、子供が社会の現実を知り、大人になるにつれて純粋だった笑顔が消えてしまっていくように。
人間の汚い部分を目の当たりにして、人が嫌いになったこともありました。店舗を大きく構えたことで、知らない人からの嫉妬を受けたりもあったからです。当時は、自分の店なのだからと、休むことにも罪悪感があったり、熱が出ても働き続けることは当たり前だと思っていました。誰にも、何も言われたくなくて、とにかく休まずに突っ走っていました。
この心のダメージは、この当時頑張ってきた自分自身を癒すこともなく、褒めることもなく、突き進んできたから起こった現象なのだと感じています。
15年目の節目として、これまでの自分の経験を一つ一つ思い出し、ここに書き出すことによって、過去の自分を癒せたらと思い、エッセイのように書き綴りたいと思います。
旅するお菓子作家のプロフィール
このプロフを見ると、順風満帆かのように見えてしまいますね。しかし、マガジン【カフェ奮闘記】に書いているとおり、2007年~2014年頃までは、いつ店が潰れてもおかしく無いほどの苦戦の日々でした。簡単にNOTE限定裏プロフを作成しました。
旅するお菓子作家の裏プロフィール
現役のわたしが、これからの人たちに伝えたい想い
14年前カフェを始めるとき、わたしは夢と希望に満ち溢れていて、ワクワクしかありませんでした。しかし、ここからが本当の意味での精神修行となりました。なぜなら、始めることよりも、続けていくことの方が大変だったからです。技術やノウハウを学ぶより、マインドとメンタルが、どれだけ重要かということを身をもって体験してきました。
これまでの14年、店の形態は様々な形に変化してきました。そして、奇跡が奇跡を呼び、周りの人達からの愛あるサポートを受け続けて、現在も店は生きています。
実は昨年、フランスのミシュランで働きました。星付きレストランのパティシエとして。朝8時30分から、深夜0時過ぎまで(途中休憩は1時間30分~2時間ほど)。過去の自分が働いてきたような環境下で、長時間労働を覚悟して再び働き始めました。
しかし、そこには自分が思っていたものとは違う気付きがありました。(詳細はラジオで語っています)
ここで働いたことをきっかけに、初めて自分の店を他国から客観的に見ることができました。
改めて、自分たちがやってきた事や、お客様への想いも含めて、私は自分の仕事スタイルを誇りに思えたのです。
自分の創りあげた店の素晴らしさに気づくことができた。
やっと、自分の店を愛することができた。
これまで、やってきたことは、どこの誰かに何を言われようとも、私たちは、いつも、その瞬間のできることを考えて進んできたのだと。これで、良かったんだと。そういう感情が降りてきました。
カフェやお菓子の世界にいる女性の働き方を考えたい
昨年、フランスのミシュランで働いていた時、たくさんのお客様から励ましのお言葉を頂きました。その中でも、『帰国後にお店を持たれるときは、お知らせください』と、そんなお言葉ももらいました。武者修行に出るくらいだから、誰しもが私が経営者で店舗を持っているとは想像もできないのだと思いました。
私は、何歳になっても、諦めない。やってみたいことは経験しておきたい。
これが私のシンプルな生き方です。
特に、女性は結婚や出産で、思い通りにビジネスが進められないという葛藤もあります。パティシエや料理人に、男性が多いことも頷けます。私は、それが悔しい時期が何度もありました。
しかし、この問題は、日本の飲食だけでなく、フランスでも全く同じことが起こっていることが分かりました。
この働き方は、女性には厳しいのです。私は、女性だからという理由で、せっかくの夢を諦めてほしくはないし、母でもあり、妻でもありながら、自分を責めることなく、自分のビジネスも、後悔なくやって欲しいと思うのです。
帰国後から、私は働き方改革を自分自身で実践しています。そこで、わたしは確信しました。自分流の働き方に変えていくことで、不可能を可能に変えられるのです。
15年目を迎える今、これからの自分の成長のためにも、自分の仕事のステージを更にもう一段、上げていくつもりです。
あなたの夢を応援する場所をつくります
今、フリーランスで頑張っている女性や、これからお菓子に携わる仕事を考えている方、カフェをやりたいと夢見ている方たちの、コンサルを兼ねた心のサポート役になれるような、そんなサービスを提供する予定です。
そして、辛いときに私自身が欲しかったもの=それは、同じ境遇の仲間との繋がりです。個人事業主は、孤独がつきもの。親や友達にも言えないような事ばかりがおきます。悩みます。経営を背負うことは、鎧を着て過ごしているようなものです。
その中で、判断をしていくのも自分自身です。そういった時に、少しでも支えてくれる人、場所があれば、心のゆとりができると思うのです。当時のわたしは、やったことがない人からは、何も言われたくないという頑固な一面があり、誰にも相談せずにきてしまいました。
これからの時代は、競争ではなく、繋がりあう心だと思っています。
わたしは、そんな場所をオンラインの中で創ろうと決意しました。
私が、まだ店を継続している意味、フランスで働けた意味は、きっとここにあるのではないかと思っています。
自分が当たり前にやってきたことが、誰かの役に立つことがある。それを、これからの人達に伝えていくことは、女性であり、経験者である私の使命なのではと思っているのです。
●●主なサービス内容●●
フリーランス女性のための、心のコンサルサポート
① プライベートオンライン・カフェセッション(スイーツ付き)カフェで癒しの時間を過ごすように、お菓子を食しながら、紅茶を飲みながら、自由な時間を過ごしていただきたい。あなたのために、お菓子をお作りします。忙しいあなたの癒しになりますように。
② カフェとお菓子のコミュニティ「あなたの夢を応援するサロン」
③ シェアカフェとして、みんなで集まれる場所に。
夢を持っている皆さん。マンツーマンのセッションや、その他のサービスに興味がある方はぜひLINEよりメッセージください。
また、お菓子の先行予約販売もLINEより配信しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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