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よく聞く『年上が好き』というアレが壊れた日

好きなタイプは?とかで『年上が好きです』よく聞くやつです。

私も20くらいの時はそう思っていました。

その20の時付き合ってた彼氏が原因でその考え方は変わりました。

そもそも年上を好む理由は、

同世代だと子供っぽいから落ち着いた年上がいい

おそらくこの理由が多いと思うのですが(個人の見解)、『年上と年下どちらがいい?』とたまにされる質問に対して『年下だと高校生だし年上かな〜』という感じでむしろその頃は同世代としか付き合ったことない私でした。

以前の記事に書いた大失恋を経て、自暴自棄になっていた私は複数の人と付き合っては別れての繰り返しをしていました。

その時も感じていましたが相当に虚しかった。

恋愛で出来た心の穴は新しい恋愛で埋めれると思っていたのだけど、結局埋められないという事に気づくのには時間がかかりました。

その時出会った私よりひと回りも年上の男性と付き合ったのです。

その人は当時私がバイトしていた飲食店によくランチを食べに来る常連でした。

別にイケメンではないけど話が面白くていつも笑わせてくれるいいお客さん。

連絡先が書かれたメモを渡されて、今度食事にでも行こうと誘われました。

好きという感情はなかったのですが、いい印象の人だったのでご飯なら〜と思い連絡をしました。

色々なところへ連れて行ってもらってやはり年上ってリードしてくれるし良いかも。…と思うのも束の間

彼はスーパー短気で、お店の人やもちろん私にもすぐ怒る人だったのです。

自分が比較的あまり怒らない人間なので理解できませんでした。

怒鳴るだけではなく、車の運転もとても乱暴になり、スピードは出すし、飲んでるペットボトルを走行中に外に投げ捨てるし私は萎縮。車は走行しているし、空気は最悪であの瞬間本当に地獄でした。

しかも怒り出す理由は、当時も好きだったバンドの新曲に夢中になって話を聞いてなかったというくだらない事。私も悪いとは思いますけど、『俺とそのバンドどっちが大切なの?』と言い出したのです。

こちらからすればこのバンドと同じ土俵に立とうとしてるのがお門違いと言いますか、私そんなにライト層じゃないんですけど???は??

って心の中でなりましたけど、引くほどキレてるので『ごめんごめん…』と謝るしかなかったのです。

しかも私の友人に二人で会おうと執拗に誘っていたという事実が判明。

これは問い詰めたかは覚えてないです。笑

すぐ怒る。怒鳴られる。これが1番のストレスではあったのですが、

会うたびに体を求められるのでそれも大きなストレスのひとつでした。

しかも一切避妊はしてくれなかった。

生理でもお構いなしだった。

『私がひと回りも歳下だし体目当てなのかな…?』

そう思って悩みました。

否、ただの性の吐口だったのは間違いなかったのだろう。


意を決して、避妊をして欲しいと伝えると

『子ども出来たら産めばいいじゃん』

と言われました。

【お前の遺伝子増やしてたまるか!】

そう心で叫びました。

基本的に言い返せなかったんですね、小娘だったので。

いろんな要素が重なってどんどん冷めたし目も覚めたし、むしろ嫌悪感がすごかったです。

手すら触られたくなくなってました。

ただ、どうやって離れればいいものか…。

『最近ハートの絵文字使わないね』と指摘されて初めて自分でも気付きました。

随分心が離れていた。

ー別れるチャンスは突如訪れました。ー


車の中で手を触られて私が反射的に跳ね除けてしまったのがきっかけで例の如く怒りだし、『もう帰る!!』と猛スピードで家に送られたのです。

家に着くまではお互い無言。

家に着いたので車を降りようとすると

『お前は俺が喋らないと喋らないのか!!』と最後に怒鳴られたのですが無言で車を降りて家の玄関に向かう私。

その時

『ぷをぉぉぉぉぉーーーん!!!!』

鳴らしやがったのです。

改造した車のクラクション。

霊柩車の出発時張りの音。

いつも言い返さない私がさすがにぶちギレ。

『や゛めてよーーー!!!!』

と車に走りながら怒鳴った。

静かな住宅街でこんなやりとりしてたら噂になってしまうと思い、少し車を進め公園の駐車場に停めて車内で話しました。

怒りと恐怖が入り混じり私の過呼吸発動。

慣れない事するもんじゃないなと思いました。

『ごめんね。大丈夫??』と声をかけて背中をさすってきました。

『触らないで。私もう無理だから、もう会えない』と言って車を降り歩いて自分の家に帰りました。

やっと終わる…そう思いながら晴れやかな気持ちで歩いていたのを覚えています。

今思うと、あれはDVだったのか…って。

手はあげられなかったけど、心はズタズタにされた。

そしてそのあとは必ず優しくしてくる。

典型的。

案の定、後日『俺の悪い所全部直すから考え直して欲しい』と連絡が来た。

ー無理です。ー

『借りてたCD返すから』と連絡もきた。

ーCDあげます。ー

そのような感じでそっけなく返事していたら本性をだしてきた。

『俺が悪い事した??なにその態度。いい加減にしろよ。』と連絡が来た。

何度も電話をしてきた。

無視した。そして着信拒否もした。

それ以上のモンスターには成長しなかったからよかった。場合によっては逆襲(ストーカー化)もあるので対応には気をつけないといけないなとしっかり大人になった今思います。

長々と書きましたが、20の私はその時に悟ったのです。

年齢がいってるから落ち着いていたり、人に優しかったり、しっかりしてるわけではない。

高校生の時に付き合っていた人の方が充分大人だった。

避妊具がなければ我慢してくれた。それでも万が一私が妊娠することがあれば中退して仕事すると言ってくれた。

私の父はとても温厚な性格で一度も怒鳴られたことも怒られたことすらもなかった。

兄より成績が劣っている私は劣等感を感じていたが

『元気でいればそれでいい』と言ってくれた。

その言葉が今でも心の支えになっている。逆にいうと元気でいなければいけないという使命感すらありますが。笑

何が言いたいかと言いますと、父が穏やかだった為、男の人から大声出される事に慣れていなかったので余計無理だったんです。

『親に似た人を選ぶ』と聞いたことがあります。

それを聞いた時はあり得ないと思っていましたが、今では分かる気がします。

人は年齢じゃなく、その人自身をしっかり見ないとダメだなと。

父親のような穏やかで面白い人を生涯を終えるまでにのんびり気長に探そうと思います。



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