エンラボ 公式note

「ワンマン経営から、チーム経営へ」 チーム経営プロデュースカンパニーである”エンラボ”…

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「ワンマン経営から、チーム経営へ」 チーム経営プロデュースカンパニーである”エンラボ”は一人の熱意をチームのチカラに変えていきます。 共同創業からエンラボで行っているチーム経営の実践、経営者の名言や名著の読み解き、実務に落とし込む方法、チーム経営の有益性などを発信していきます!

最近の記事

幸せはなるものではなく“感じ取る”もの

「幸せ」と言うと、「幸せになって欲しい」とか「幸せになりたい」といった使い方をするのが一般的でしょう。私たちが普段から何気なく使っている言葉ですが、この「幸せに“なる”」という言葉の裏には、「幸せになるためには幾つかの条件を満たす必要がある」という意味が含まれています。 では一体、どんな条件が揃えば、私たちは幸せになれるのでしょうか? 「会社で働くビジネスパーソンとしての幸せ」に話題を絞って考えると、すぐに出てくるのは、「給料が今の倍くらいなれば」とか「やりたい仕事をやら

    • “幸せ企業最強説”

      「幸せとは、ビジネスを成功させるための隠し味。社員が幸せな会社は無敵だ」 これはヴァージン・グループ会長リチャード・ブランソン氏の言葉です。 「顧客のために尽くす精神」がグループ会社全社に浸透しているヴァージン・グループですから、顧客第一主義の経営方針かと思われますが、実は、ブランソン氏は、従業員第一、顧客第二、株主第三という優先順位を明示し、その方針を徹底しているのです。 従業員が幸福であれば顧客も幸福になり、従業員が不満足だとブランドに対する不満は、特定の顧客にとど

      • “幸せ循環企業”を創ろう

        私たちは“幸せ循環企業”を創るお手伝いをしています。 “幸せ循環企業”とは、文字通り、幸せが自社の経済活動を通して、顧客や取引先、またその先のエンドユーザーにも伝播していくような良い影響力を持った企業のことです。 “幸せ循環企業”の循環の基点は自社の従業員の幸せです。 従業員の幸福度が高まれば、従業員の生産性とロイヤルティは高まります。(幸福度と生産性に相関関係があることは近年の研究から明らかになっています)従業員の生産性とロイヤルティが高まれば、自然と顧客に対するサー

        • 経営チームに入れてはいけない人とは?

          会社の未来を担う経営チームを結成する際に、一番慎重に考えなければならないのは、誰を経営チームのメンバーにするのか、ということです。 常識的に考えると、現在の幹部、すなわち、各事業部のトップということになりそうですが、必ずしも、そういった基準で選ぶことだけがベストとは限りません。 現在の経営トップが引退した後、会社を担っていくのが経営チームですから、例え管理職になっていない若手であっても、将来は会社を背負っていきたい、長期的に発展させていきたいというやる気と志のあるメンバー

        幸せはなるものではなく“感じ取る”もの

          ヴァルネラビリティ(弱さ)が経営チームを強くする

          良い経営チームを作る秘訣の一つに、メンバー同士がヴァルネラビリティ(Vulnerability/弱さ)を発揮し合うということがあります。 ヴァルネラビリティという言葉は、日本ではまだあまり馴染みのない言葉ですが、アメリカでは近年、組織論やファンづくりという文脈の中で、重要なキーワードとしてよく使われるようになっています。 ヴァルネラビリティとは、直訳すれば「脆弱性」とか「傷つきやすさ」という意味ですが、組織論を語る上では、「心の弱さを人に見せること」「自分の弱さを認められ

          ヴァルネラビリティ(弱さ)が経営チームを強くする

          日本の中小企業の発展のために貢献したい!

          私たちが“チーム経営プロデュースカンパニー”(株)エンラボを起業するに至った原点は、「残りの人生、日本の中小企業の発展のために、私たちのでき得る最大の貢献をしたい」という思いでした。 “きれいごと”を言っているように聴こえるかもしれませんが、これは“きれいごと”でも何でもありません。「自分たちの経験や強みを活かせる領域で、残りの人生を何に賭けることができたら一番幸せだろうか?」と自問自答した結果、辿り着いた答えがコレだったのです。 では「なぜ中小企業を対象にしたか?」です

          日本の中小企業の発展のために貢献したい!

          組織の生産性を上げるにはまずメンバーの幸福度を高めよ

          私たち(株)エンラボは、チーム経営により企業がさらに上のステージへと発展するためのサポートをしていますが、その中で、私たちがとても大切にしていることは、「メンバー個々の幸福度を高めていただく」ということです。 なぜ私たちが、「メンバー個々の幸福度」を非常に重要視しているかと言うと、そのこと自体が生産性の向上に直結することがわかっているからです。 これまでにたくさんのチームと関わってきた経験からも、幸福度と生産性は確実に相関関係があるだろうとは感じてきましたが、いまや脳科学

          組織の生産性を上げるにはまずメンバーの幸福度を高めよ

          ぐちゃぐちゃのチームを一つにする逆転の発想

          一緒に仕事をするチームなのに、世の中にはお互いがいがみ合い、ぶつかり合っているチームがなんと多いことか!ぶつかり合っているチームよりも、一つにまとまったチームの方が、生産性が高いのは言うまでもありませんね。今回は、そんなぐちゃぐちゃのチームを一つにまとめるマインドセットについてお伝えしたいと思います。 結論から言うと、そのマインドセットとは、チームメンバー全員が、「個々の欠点を財産として受け止める」というものです。肝はこの逆転の発想にあります。 どういうことか解説しま

          ぐちゃぐちゃのチームを一つにする逆転の発想

          経営チーム作りは本音の対話から始まる

          私たちエンラボは“チーム経営プロデュースカンパニー”として、ワンマン経営からチーム経営へと経営体制をシフトするための支援をしています。 もちろん、このシフトは簡単なことではありません。特に事業承継のフェーズにある企業の場合は、必ずと言ってよいほど、経営チームメンバーに動揺と混乱が起こります。何しろ、これまで社長の指示命令に従っていれば良かったメンバーたちが、いきなり「私はあと2年で引退するから、これからは君たちで経営ができるようになってくれ!」と言われるわけですから、誰もが

          経営チーム作りは本音の対話から始まる

          チーム経営の秘訣は互いの強みに意識をフォーカスすること

          経営チームが機能するか否か、その運命の分かれ目は、メンバー同士がお互いの強みを意識するか、弱みを意識するかにあります。 ドラッカーはマネジメントについて次のように定義しています。 「マネジメントとは、人にかかわるものである。その機能は人が共同して成果をあげることを可能とし、強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすることである」(出典「マネジメント」P.F.ドラッカー) この定義からも、ドラッカーの経営論の根底には、経営に関わる人々の幸福が実現されることが極めて重要だ、

          チーム経営の秘訣は互いの強みに意識をフォーカスすること

          社長のリーダーシップを弱めることで経営チームを育てる

          経営チームを育てるプロセスでは、時には、社長が意図的に自らのリーダーシップを弱めることが必要になります。 なぜなら、経営チームを育成する上で、最初に取り組むべき最も重要な課題は、社長以外の経営陣に経営者マインドを持ってもらうことですが、これまでの社長の圧倒的なリーダーシップこそが、その機会を奪う要因になっている可能性が高いからです。 社長のリーダーシップが強ければ強いほど、他の経営陣は、社長からの指示待ちになってしまい、自ら経営について本気で考えようとはしなくなります。社

          社長のリーダーシップを弱めることで経営チームを育てる

          ワンマン経営の欠陥とは?

          日本の中小企業の大多数は、ワンマン経営によって成り立っているのではないでしょうか。それはもちろんワンマン経営ならではの良さがあるからです。 特に、創業期においては、意思決定のスピードが直接業績に反映されるため、社長が一人で意思決定をして、組織を統率した方が理に適っているとも言えます。 また、ワンマン経営の会社では、従業員の中に「社長から悪い評価を受けたらクビにされる」といった強い緊張感が生まれるため、それが仕事の正確さや生産性に繋がるという利点もあります。 このように、ワンマ

          ワンマン経営の欠陥とは?

          <エンラボ経営ヒストリー>第1章第1話_出会い

          みなさん、こんにちは!エンラボ公式note編集担当わだしょーです。 チーム経営プロデュースカンパニーエンラボではチーム経営を実現すべく、自らの経営においても様々な工夫を重ね、それぞれが意識しあうことで短い時間ながらも高い信頼関係を構築し、ここまで進んできました。 エンラボの創業は2022年8月で、3名全員がはじめて顔をあわせたのも同年6月の話。こちらの記事を書いている時点で、出会って半年です。 今回はエンラボ経営ヒストリーと称し、私たちの経営の軌跡もつづっていくべく、まず

          <エンラボ経営ヒストリー>第1章第1話_出会い

          社長!一人だと限界ないですか?

          恐らく、社長の仕事ほど大変なものはないのではないでしょうか。 何と言っても、社員とその家族の生活を守るというとてつもなく大きな責任を、その双肩に背負っているわけですから。 そのためには、誰よりも広い視野を持ち、先を見据えて次々と手を打っていく必要がありますし、業績が思わしくない時には、いかなる手段を使ってでも資金繰りをしていかなければなりません。また、もし大きなトラブルが起きれば、その最終責任を一身に背負わなければなりません。 その上、社内では弱音など吐けませんし、腹を割

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          なぜ“経営チーム”がなければ会社は発展しないのか?

          「草創期においては、企業は一人の人間の延長である。しかし、一人のトップマネジメントからトップマネジメント・チームへの移行がなければ、企業は成長どころか存続もできない」(ピーター・ドラッカー) 企業はある一定の規模を超えると“トップマネジメント・チーム”すなわち“経営チーム”を作ることが“WANT”ではなく“MUST”になる。 ワンマン経営を続けている限り、企業の成長はたちまち限界点に達するだけでなく、その先の存続すらも危うくなる。 大きく成長を遂げる企業には必ず“経営チー

          なぜ“経営チーム”がなければ会社は発展しないのか?

          エンラボ 公式noteはじめます

          はじめまして エンラボ公式note編集担当です。 エンラボは「チーム経営プロデュースカンパニー」として3名の仲間が集い、2022年8月にうまれました。 皆さんにチーム経営について知っていただく場として、公式noteをはじめることにしました! 私たち自身の経営の歩みも赤裸々にお伝えしていければと思いますので、ぜひ楽しみながら読んでいただけると嬉しいです! 今回は、私たちの自己紹介と、noteをはじめる理由や、今後noteでどんなことをしていきたいのかをお届けしていきたいと思

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