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最優先、じぶん。


朝起きて、予想外に小さく心踊る自分がいて驚く。
12月だ…!

昨日手帳とにらめっこしていたときは、こんな気分じゃなかったのに。(むしろ憂鬱だった…)

子どもの頃、12月といえば、誕生日クリスマス大晦日といっぺんにやってくる、いちばん心浮き立つ月だったのだけれど。
充分大人になってからは、あれこれの準備も楽しみ半分義務感半分…子どもたちの大会や行事も寒さに耐える修行のような心地であったり…となんとも複雑な気分なのだ。


でも今朝。そう。
12月だ、と思った瞬間にちょっとドキドキして、まだ真っ暗な中、しまい込んでいた赤いマグカップたちをいそいそと取り出してキッチンの飾り棚に並べた。
スノードームも並べて、数回続けてひっくり返しては、ほぉーとひとりキラキラの雪に魅入る。


外は-3℃。
家を出て車を走らせると、まだ薄暗い早朝の色の中に、連なる雪山がくっきりと浮かび上がっているのが見えた。
その姿に、息をのむ。

日中とは全く違う表情を持って迫ってくるようなその姿は、畏れをともなうような、人間には太刀打ちできないような荘厳さ神々しささえ感じて、なぜだか泣きそうになった。
厳しさとともに、守られているような大きな力を感じる。



朝日が反射するグラサージュ。


今日は、朝ごはん代わりのケーキ。
早朝出勤のときだけ、たまに、のご褒美だ。


食べながら、昨日の美容師さんとの会話を思い出していた。
優先順位をつけた方がいい、という話。

最優先は自分であるべきだ、そう話していて妙に納得した。

もちろん必ずしもそうとは言い切れないし、立場や状況によっても変わる。
でも、誰かのために、というとき…その根底には自分の希望や納得がある、いうことを自覚しておくことも大事かもしれない。
そうしないと後で歪みがくる…見返りを求めたり、その誰かのせいにしてしまったり…。

誰かのためと自己満足の境は、本当にいつも難しい、と思う。
例えば子どものために、と考えるとき。
たいていは大人目線だもの。


だからこそ。
わかりやすいところで、ここは自分最優先!とはっきり思える時間とモノを与えていこう。

そうやって今年あと1ヶ月、日々納得しながら、できれば楽しみながら、過ごしていきたいものです。(あぁもうこうしているうちに、1日終わってゆく…)

さあ、まずは明日から2日間…
次男のサッカーの大会、今年最後の極寒での戦い、はりきって応援してくる!
美味しい大人用のおやつ、持っていこう…。


皆さまにとっても、よい12月になりますように。





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