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あわい、淡い、美味しいもの。


景色がぼんやりとかすんでいて、あぁやっぱり春だ、と思った朝。

空と山の青の境目はあいまいになって、それをかろうじて分けているのは、山頂の雪の白いライン。
あわい、という言葉が浮かぶ。
空と地のあわい。(使い方、あってる?)


あのキン、と透明な季節はもう終わってしまった。
それを残念に思えるのは、うれしいことだった。
冬は嫌いだと思っていたけれど、実はあの色がとても好きだった、次は楽しみに待てそうな気がする。


グラウンドを走り回る子どもたちは、急に半袖、短パンで。
水筒の水が、あっというまに底をつく。



お花みたい。


用事があって、コンビニまで歩いていく。


めったにコンビニには行かないから、たまに行くとウロウロしてはみるものの、でも目的を果たすとそれだけで出てしまう。
でも今日は、偶然デザートコーナーで見つけた、淡いピンク色のプッチンプリンに心奪われてしまった…。

プッチンプリンなんて買うの、いつぶり…?
イチゴ大好き次男のせいで、イチゴ味にいつも反応してしまうのだ。
(長男だと、あんこだし。)


限定味は、結局のところ定番の味には勝てない、そう何度も実感済みにも関わらず、ついよろめいてしまう。
(まあ、それも含めて楽しくはあるけども。)


あ、そういえば、最近ハマって食べているものがある。
それは、ピスタチオ。

ピスタチオ味、は一時の流行りのようなもので、要は味より色でしょ、なんて思ってた私。
ピスタチオグリーン、てきれいだものね。
…すみません。

ピスタチオそのものが、こんなに美味しいなんて、知らなかった。
おなかがすいた夕方、晩ごはんの準備をしながら、何粒か転がし(食べすぎないように袋から出して)、殻を割って食べている。


また、食べたくなったきた…




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