損益計算書

親が気がかりで地元就職を検討する女子、それってただの言い訳になってない?

目次
 1. 自分の人生を歩めない女子たちへ
 2.「親が気がかり系女子」の特徴とは
 3. ひとりで生きられなくなっているのはあなたの方かもしれない
 4.親を言い訳に就活から逃げるな。思考停止の先には暗闇しかない。

1. 自分の人生を歩めない女子たちへ

就活生時代から筆者が思っていたことがある。

「親が言ったから名古屋かな~」

そう言う友達が私の周りにはたくさんいた。そして二言目には決まってこれだ。

「親が気がかりなんだよね」

なぜ、このような発言をするのだろう。彼女たちは、「1人暮らしをしてみたい」「総合職でバリバリ働いてみたい」という望みを密かに持っているのに。

今回は、筆者自身のエンカレッジの活動から見えてきた「典型的な名古屋の女子大生」の特徴と「親が気がかり系女子」の君へ、これからの人生をより良く(するかもしれない)アドバイスを送りたいと思う。

2.「親が気がかり系女子」の特徴とは

筆者は、これまでもたくさんの就活生の自己分析を手伝ってきた。その中でも「親が気がかり系女子」には共通点があることに気がついた。

ここで、その特徴をまとめてみよう。

・生まれも育ちも愛知
やはり、一度も実家を出たことがない女子大生ばかりである。
・家から一番近くて比較的偏差値の高い高校に進学
高校進学の意思決定においても、部活動や校風などはあまり見ず、家からの近さと偏差値の2軸で選んでいる模様。また、近所からの評判を良くしたいという気持ちが受験勉強へのモチベーションとなっていたタイプも多い。
・部活やサークル活動にも熱心に取り組む
ハードな体育会系部活に属していたり、サークルでも真面目な学生団体に所属。向上心も高く、エースになるため日々練習。
・授業は決してサボらない
出席を取らない大学の授業であっても、必ず出席し単位を落とすことなどあってはならないのだ。
・だいたい次女
小さい頃から、姉や兄のやることはなんでもやりたい!と言い、真似をしていた。年の離れた兄弟に追いつこうと必死だったことから負けず嫌いな一面も持っている。


以上から、彼女たちの特徴は大きく2つにまとめられる。

①非常に真面目であり、かつ努力家である
彼女たちは、決して楽な人生を歩んできたわけではない。部活動では日々鍛練し、忙しい部活動の合間を縫って、学業もこなしている。受験勉強もクラスの誰よりも前からスタートしている。コツコツ努力する真面目な人だ。
②今までの人生で自分の"やりたいこと"を軸に意思決定をしてこなかった
例えば、高校進学は「家から近いから」とか、小さい頃の習い事は「お兄ちゃんに勝ちたいから」とか何かを始める動機は「自分のやりたいこと」ではなかったケースが、これまでの人生にも非常に多い。ただ、その過程で、何でも器用にこなせるという長所も身に付いている。

自分にも当てはまる節はなかっただろうか?

もし、「親が気がかり」という意識が自分固有の意識や悩みであると思っているなら、それは間違いだ。

あなたの今までの人生。それもあなたが努力で操作することはできない要因によって、あなたの思考は操られているのかもしれない。

3. ひとりで生きられなくなっているのはあなたの方かもしれない

筆者はこう言いたい。「親が気がかりという言葉は隠れみのではないか?」と。

就活は、膨大な企業の中から自分の行きたい会社を選ぶ途方もない作業だ。

長期インターン経験もない、社会人と話す機会もほとんどない大学生にとっては、何から着手していいのかすらわからない。だけど、時間は迫っている。不安だけが、先行してゆく。

そんな状況の中で、「親」や「今付き合っている彼氏のいる場所」など「自分の大切な人のそばにいるためという軸」で企業を選べば、その選択肢をグッと絞ることができる。

でも、それって「大切な人の存在」を言い訳にして、今までの人生と同じように、自分の人生を自分で決めるチャンスを放棄している。あるいは、選択を簡単にしている行為に他ならないのではないか?

と筆者は思うのだ。

今までは、自分が何をしたいのか?をはっきりさせなくても、生きていくことができた。
むしろ、日本で生きていくには自分をハッキリ持たない方が過ごしやすいことの方が多い。

しかし、就活は無情にも「自分が何をしたいのか?」を問われ続ける。
そして、就職後の人生に明確なレールはない。

もしかしたら、1人で生きられなくなっているのはあなたの方かもしれない。

4.親を言い訳に就活から逃げるな。思考停止の先には暗闇しかない。

あなたたちは、就活もまた、自分のやりたいことを明確化しなくても、要領よくこなすことができてしまうかもしれない。

しかし、その先には、環境のせいにして仕事の愚痴を言い続ける毎日が訪れるだけだと思う。

親を言い訳に、就活から逃げても、不幸を先延ばしにしているだけである。自分の人生を豊かにするのは、自分の意志のみなのだから。

そうはいってもやはり、『どう自分のやりたいことを明確化すればいいのか』、『いや、だとしても親が気がかりでどう説得すればいいのかわからない...』そんな悩みをみんな抱えていると思う。

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