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現代の子供も作文は苦手なのか

私は子どもの頃、書くのが苦手だった。

読書感想文が書けないとボヤくと父親は「とにかく書け、なんでもいいから書け、書けば書ける」と言っていた。
正解の文章、大人の好む文書は書けるんだよ、でもそれは私の文章ではないんだ。そう思い続けてきた。

高校生のころ、みんなが前略プロフやアメブロをやる時代だった。
例に漏れずわたしもmixiなどでネットに感情を垂れ流した。いつのまにか拙くても自分の言葉を綴れるようになっていた。

日常的にネットで書けば書くことに抵抗がなくなるのかな、と感じた。
ネットじゃないといけないのかどうかは定かではないけれど、生まれた時からネットが身近にあって、ネットに書くとかネットで話すとか、そういうのが気軽にできる現代の小学生は書くのが苦痛ではない、のでは?なんて。

まあ、職場の子供たちをみてると、お勉強のできる子は基本的にみんな「正解の文章」は書けるし、でも「正解の文章」は書きたくないって子はお勉強ができても書けない、って感じに、結局わたしが子供の頃とあんまり変わらないようにうつります。

要するにみんながんばれ!いきろ!!って毎日思います。

最近、一年生の何人かが工作でレストランをこしらえています。立派な箱に「しょうゆ」「しお」「みそ」からはじまり「ねぎぽん」や「ごまドレ」などの調味料がたくさん並んでいるんですね。
それで「おみせやさんでーす、どれにしますか?」って聞かれたから「うーん、ラー油おねがいしまーす」って答えたら「はい、らーゆ ですね。では しょうどく しまーす。からいやつだから ちょっと いたいですよ」って言われました。
?!?!?!
しかもこの消毒、怪我をしてるときには怪我が治るし、してなかったときには元気になる、らしいんです。すごくないですか???
でも子供同士でその魔法の消毒はやめてほしいです。あれ以上元気になられたらもう、、無理だ……手に負えません。おやすみなさい。

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