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一途な気持ち

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連載小説です。1話につき約1000文字前後で読みやすいと思います。 恋愛メインの作品です。 感想等もお待ちしているのでよろしくお願いします!
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記事一覧

【連載小説】一途な気持ち 1話 彼女への思い

#一次創作 #連載小説 #一途な気持ち #彼女への思い    今日は俺の誕生日。大好きな田下律…

遠藤良二
4か月前
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【連載小説】一途な気持ち 2話 感激

#連載小説 #一次創作 #一途な気持ち #感激  律子にメールを送った。 <準備ができたら迎…

遠藤良二
4か月前
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【連載小説】一途な気持ち 3話 誕生日

#連載小説 #一次創作 #一途な気持ち  律子はたまにレストランに友達と行っていると言って…

遠藤良二
4か月前
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【連載小説】一途な気持ち 4話 誕生日のお祝い

#一途な気持ち  律子にメニュー表を先に渡された。 「先に選んで」 「サンキュ!」  メニュ…

遠藤良二
4か月前
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【連載小説】一途な気持ち 5話 親父の急変

#一途な気持ち  子どものようだと俺に突っ込みをいれる律子はかわいい。彼女に対する「好き…

遠藤良二
4か月前
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【連載小説】一途な気持ち 6話 仕事のやり方

#一途な気持ち  検査の結果、父は脳出血だという。処置が早くて一命をとりとめた。あそこで…

遠藤良二
4か月前
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【連載小説】一途な気持ち 7話 気持ちの確認と親父がいない痛手

#一途な気持ち  最近、大好きな田下律子に会っていない。どうしているかな。メールもこっちから送らないとこない。それはそれで寂しい。きっと、俺のことなど気にも留めてないのだろう。俺はこんなに好きなのに。もしかして律子は人より馬の方が好きなのでは? そんなことを考えてしまう。  律子の出身地は東京。中学を卒業してから今の牧場に就職したらしい。現在、年齢は26歳で俺と同い年。どこで出逢ったかというと、居酒屋だ。俺は呑み友達の田原啓介と呑みに行っていて律子は職場の男性の同僚と呑ん

【連載小説】一途な気持ち 8話 残念無念

#一途な気持ち  俺は、大好きな田中律子のメールを今かいまかと待っている。時刻は20時30分…

遠藤良二
4か月前
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【連載小説】一途な気持ち 9話 余命

#一途な気持ち  律子からメールがきた。あれから約1週間が経ち、律子の父は亡くなって、葬儀…

遠藤良二
4か月前
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【連載小説】一途な気持ち 10話 久しぶりの再会の約束

#一途な気持ち #久しぶりの再会の約束  今は夏で農家にとって繁忙期。だから、親父をみる余…

遠藤良二
4か月前

【連載小説】一途な気持ち 11話 弟の心情

#一途な気持ち  今日はとても天気がいいので仕事もはかどった。ミニトマトのビニールハウス…

遠藤良二
4か月前
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【連載小説】一途な気持ち 12話 親父がいない家族の会話

#一途な気持ち  親父の病院に面会に行くメンバーは、母さんとじいちゃん、ばあちゃんと弟と…

遠藤良二
3か月前
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【連載小説】一途な気持ち 13話 覚悟

#一途な気持ち #覚悟  病院の入り口には、じいちゃん、ばあちゃんを先に行かせ、そのあとに…

遠藤良二
3か月前
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【連載小説】一途な気持ち 14話 心の準備

#一途な気持ち #心の準備  じいちゃんが俺の親父を見て、 「なんだか忠、痩せたのか。ばあさん、そう思わないか?」  と訊いた。するとばあちゃんは答えた。 「そう言われてみれば痩せたように見えるね」  じいちゃんは更にしゃべった。 「忠、ずーっと点滴で栄養を体にいれてるのかな。もちろん栄養以外にも薬の点滴はしているんだろうけど」  俺は覚悟を決めてもらおうと思い、弟とじいちゃん、ばあちゃんを病室の外に出てもらった。病室から少し離れたところに移動した。じいちゃんは、 「なん