遠藤さや

孤独を謳うのが好き。ことばとかしゃしんとか。アイコンやヘッダーはあままつ様のフリー素材…

遠藤さや

孤独を謳うのが好き。ことばとかしゃしんとか。アイコンやヘッダーはあままつ様のフリー素材より。

マガジン

  • 詩集

    第一詩集『AM 1:40の木星探索。言葉を紡ぐぼくらに遺されたものは、ミライテイリ。』 第二詩集『パラレルワールドより愛をこめて』

  • 虚けの夜を、わらって

    エッセイのような、そうでもないような。

  • ことばあそび

    「イラスト」と「ことば」であそんでみた。

  • 無限記号

    自作詩を動画にしたものをあげていきます。 YouTubeでは「さのさのこ」名義でゲーム実況をメインにチャンネルを運営しています。 合わせて、よろしくお願いします。

最近の記事

  • 固定された記事

第三詩集『過去片―あなたは少女―』

あなた ほらね 私はあなたにそう言いたい 何にも知らない少女のあなた 髪を切ったばかりのあなた そうね 私はあなたにそう伝えたい 憧れの歌手の真似をするあなた 夢ばかりを見てため息をつくあなた あなたは いつだって足りないものばかりを探している 哀しい人ね あなたは 気付いたそれに自分なりの餌を与えている 楽しい人ね 哀しいからといって 美しくないわけではないし 苦しいからといって 幸せでないわけでもない ほら、みっともないわ 私はあなたのことをそう思う 沈

    • 余裕があれば年内に三つ目の詩集を出したい。未公開のものばかりをあつめたもの。しかし、日々に忙殺されているのでそんな時間があるのかは甚だ疑問。

      • 第二詩集『パラレルワールドより愛をこめて』

        目次 第一部 星      「きょう」      一滴      エチュード      夜勤明け      愛して、孤独。      夜更けのおとぎ話      一夜      反転重力      海路      遠い惑星      銀河生命体 第二部 死      生存本能      ここはなんてB級映画      乾杯      夜の箱庭      ピエロの末裔      月夜の廃病院      簡易ロボットの終結      やけくそラプソディ

        • 固定された記事

        第三詩集『過去片―あなたは少女―』

        • 余裕があれば年内に三つ目の詩集を出したい。未公開のものばかりをあつめたもの。しかし、日々に忙殺されているのでそんな時間があるのかは甚だ疑問。

        • 第二詩集『パラレルワールドより愛をこめて』

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        • 詩集
          3本
        • 虚けの夜を、わらって
          4本
        • ことばあそび
          2本
        • 無限記号
          1本

        記事

          ぬいぐるみ

          ぬいぐるみ

          蒼い世界の果て いつか空を見に行こう

          蒼い世界の果て いつか空を見に行こう

          最近は「この人の描く言葉っていつも面白いな」と思ってくれるひとが一人でもいたらいいな、という気持ちで綴っている。結構、たのしい。そしてたぶんこの人は未来のわたしなんだよな。結構、うれしい。

          最近は「この人の描く言葉っていつも面白いな」と思ってくれるひとが一人でもいたらいいな、という気持ちで綴っている。結構、たのしい。そしてたぶんこの人は未来のわたしなんだよな。結構、うれしい。

          第一詩集『AM 1:40の木星探索。言葉を紡ぐぼくらに遺されたものは、ミライテイリ。』

          目次 第一部 未定定理 未確認架空論物体K コーヒーアレルギー 恋と宇宙と私と、多面体 有り触れていてよね 宇宙旅行には行かないよ 脱出ポッド ハリボテ世界軸 ぱーそなりてぃ・おーそりてぃ 第二部 木星探索飛行 木曜日に向かって、探査機。 ピーコックブルーの湖畔 秘密道具の外側で、またね。 微睡の停泊 雨あがりの碧空へ 第三部 AM 1:40 おとなぼっち ニュクスになる前のこと 砂糖み

          第一詩集『AM 1:40の木星探索。言葉を紡ぐぼくらに遺されたものは、ミライテイリ。』

          時が経つということについて

          久しぶりのnoteだなぁ。 まぁ今回は、言葉遊びでもなんでもなく、ただの吐露って感じ。 学生時代の関係が続いている親友を横目に見て、あぁ私はなんて孤独なんだろう、と思う。 孤独でいないためには関係各所に連絡を取ればいいんだろうけれど、実は大して孤独であること自体が寂しいわけでもなかったりする。 親友からかつての友人の近況を聞いたり、親友の昔の友達とのやり取りを知ったりすると、まぁ虚しくはなるよね。 だってそれは比べてるから。 親友の人間関係と自分の人間関係を比較して寂

          時が経つということについて

          ゆめのはなし

          ゆめのはなし

          ぼくのはなしをきいてほしい

          ぼくのはなしをきいてほしい

          死に際のきみのこと。

          死ぬ用意を進めている知人がいる。 実は数回しかやり取りしたことないから、他人っていう方が正しいかも。 死ぬ用意を進めているその人の近況を私は知っていて、それでもなお、「楽しめたらいいね」って思う。 死ぬことも、楽しめたらたぶん勝ちだよ。 そもそも、「負け」なんて概念はないのですけれど。 辛くなったら、死んだっていいじゃん。 軽率にそう思えるのもまた強さだ。 他者の正義や正論を割り込ませない強さだ。 良いとか悪いとか善とか偽善とか正しいとか間違っているとか、そんなのは

          死に際のきみのこと。

          雨あがりの碧空へ

          私は死ぬとき、一体誰のことを想うんだろう。 本当はすごく寂しいんじゃないかって気がした。 でもそれだけだった。 💧☂️🌈☔️💧 新人類、孤独を埋め込んだ心臓。 制圧できたら、人類の勝利だね。 "誰か"を想って歌うあなたが、私は少し羨ましいんだ。 🛰🌕🌏🪐🚀 雨あがりの、泥水ばかりの毎日で。 それでも青空にかかる虹はきっとすごく綺麗なんだろう。

          雨あがりの碧空へ

          微睡の停泊

          絶え間のない眠気に誘われて、ゆうらりゆうらり船を漕ぐ。果てのない水平線の向こう側。夢の名残りの夕暮れが泥む。 終わらないで、世界。 慰めみたいに歌った貴女の声が聴きたくて。空にそっとカモメが飛んでいる。 真っ赤な光が水面を染め上げ、私たちは口付けを交わした。反故にした約束も、枠組みに収まったままの物語も、たぶんきっと虚構なのだ。 ただ、決められた道をなぞり歩く。繋いだと思われた手は果てもなく、ひたすらに。 ーーーー貴女を待っている。

          微睡の停泊