Ryoko

金沢出身。 パリ郊外で好き嫌いの多い仏人夫、小学生の男の子と3人暮らし。 頭の中は食べ…

Ryoko

金沢出身。 パリ郊外で好き嫌いの多い仏人夫、小学生の男の子と3人暮らし。 頭の中は食べる事ばっかり。 お財布の許す範囲でナチュラルな物を取り入れながら生活しています。

最近の記事

子供とパリの美術館へ Musée de Montmartre

パリ18区、モンマルトルにある小さな美術館。 私の大好きな場所です。 モンマルトルの画を描き続けた画家、ユトリトのアトリエでもあった場所です。現在にも残る景色とパリらしい暗いトーンながら柔らかい画が印象的です。 落ち着きがないながらも7歳である息子に少しずつ美術館デビューさせたいと思いながらも慎重でした。初回の印象が肝心ですからね。 今迄も出来るだけ文化に触れて欲しいと子供向けの博物館やエクスポジション、劇場には足を運んでいましたがあくまでも“子供向け”であり開催側は子供を飽

    • Happy Valentin's Day

      暖かいムードに包まれる日、ヴァレンタインday。 昨年も少し触れましたがフランスではこのイヴェントに参加しない人は多いです。いつも夫婦間でもロマンチックに時間を楽しむ年配の方々には特にあまり馴染がない様子です。理由は商業的すぎるし毎日がロマンチックなのだから“今日”にこだわる理由はない、との事。 それでもやっぱり女性は嬉しいですよね、ちょっとしたイヴェントを祝えるのって。 町中では真っ赤なバラ1輪から可愛いブーケを手にした男性達を何人か見かけるのでやっぱりちょっとは参加したい

      • クレープを食べる日(フランス)

        2月2日はLa chandeleur(ラ・シャンドラー)、日本語では聖蝋祭と言いキリスト教の行事とされていますが起源は色々言われています。 その中でも私が一番好きだなと思える話はざっくりというと、 ケルトの習わしで一年の豊作と健康を願い、明るくて丸い太陽に見立てたクレープを昨年の残りの小麦で作ったのだとか。キリスト教のいわれにも意味があるのでしょうが土着の風習が好きな私としてはこういう思いで暗い季節から脱したいなと思います。 ですが、いい加減な私の性格ですので1日くらい違っ

        • なんでもSOLDES(大セール)

          フランスでは夏と冬に約一カ月大セールが行われます。 洋服や靴、鞄は勿論の事、宝石も電気機器や家具なんかも。 以前は厳格でこの時期以外のセールは認められていなかったようですが、現在ではブラックフライデーやサイバーマンデーの他に色々こじつけてはセールがよく行われていますが基本私が買い物するのは夏と冬の2回のみです。 この割引率を見ると普段の値段での買い物がバカバカしく思えます。欲しいものが見つかってもソルドまでじっと我慢です。(当然その前に完売になる事もありますがそれはご縁が無

        子供とパリの美術館へ Musée de Montmartre

          初のGalette des rois(ガレットデロワ)

          初と言っても毎年食べているので2024年最初の、という事ですが。 日本でも随分と知名度を得てきたフランジパン(アーモンドクリーム)を入れて焼き上げたパイ生地のお菓子、ガレットデロワ。詳しくはウィキペディアなどで見て頂いてここでは簡単に説明。 キリストの誕生を祝って3人の博士が贈り物を持ってやって来た日を祝って頂くお菓子です。中に陶器で出来たフェーブと呼ばれる小さな飾りが入っており、切り分けた中からこれが入っていた人がこの日の“王様”となりますが年少者に当たるように切り分けま

          初のGalette des rois(ガレットデロワ)

          2024年の幕開けは

          振り返る事もなく慌ただしく過ぎた昨年。 年末年始の盛大な家族行事が過ぎ、落ち着いてみればもう1月も1週間経過。 昨年スタートしたnoteを久しぶりに開けてみれ投稿は数える程だけ。 今年はもう少し色々お伝え出来るといいなと思います。 12月31日、朝の6時まで仲の良いご近所さん達と年越しパーティで楽しみ1日はお昼まで熟睡。目が覚めてみると友人たちからたっぷりとメッセージが来ていたので驚きました。近年疎遠になっていた人たちまで。 連絡は実家は大丈夫?という内容。そこで知った地震

          2024年の幕開けは

          手作り、なんちゃって明太子

          初めて旅行でフランスを訪れたのは2005年。夫のご両親にアジアっぽい物をと食材集めに走った日が懐かしい。手に入らないものが多すぎて苦労しました。普通のスーパーでは生姜さえも見つけるのが難しかったあの頃。 アジア食材店に行けばもっと手軽に調達出来たのでしょうけれどそんな存在も知らなかった上に生姜なんてどこでも売っているものだと思っていました。 今となっては普通のスーパーのアジア食材コーナーでも日本製の味噌まで手に入る状況です。アジア食材店に行けばもう手に入らない物はない、と言う

          手作り、なんちゃって明太子

          フランス流ヴァカンス

          フランスに移住してからもう10年が経ちました。 子供がいなかった頃は値段が跳ね上がるヴァカンス期を避けてお気楽小旅行を繰り返していましたが子供が生まれてから7年。否応なしにも子供に合わせて休みを取り、子供と楽しめる所へ出かける生活に。 フランスの学校では長い夏のバカンスはたっぷり2ヵ月あります。 アクティブな方は子供を連れてあちこちと出掛けているようですが我が家をはじめ多くの方は1っカ所に留まり数週間過ごすスタイルをとっているようです。それが毎年違う所だったり同じ所だったり。

          フランス流ヴァカンス

          フランスでホワイトデー?!

          ホワイトデーも過ぎた所でフランスの事情を。 日本では2月14日、ヴァレンタインデーにチョコレートを送り、1か月後の3月14日、ホワイトデーに男性からのお返しを頂くというのが一般的ですね。 もう誰もがご存じかとは思いますが恐らく日本以外の国ではこの習慣はメジャーではありません。 フランス人の夫とまだ日本に暮らしていた時、度々この方法を試しました。私としては2ヵ月に渡って何やら美味しいものが頂けると言うのは楽しいじゃないか、と思ったから。 でも実際は喧嘩をするだけ、、、 理由

          フランスでホワイトデー?!

          フランスでナチュラル掃除-酵素系漂白剤

          日本に居た時、お風呂掃除をしていたら突然呼吸が苦しくなり、目が痛くなってお掃除中断。後に気づいたのがお掃除用の液体に体が反応したという事。それから色々出来るだけ自然派の商品を使ってお掃除していたのですが当時はそんなに知識もなく情報もありませんでした。 フランスに来てから情報量は更に広がります。 お掃除に関して言えば化学物質たっぷりの商品が一般に普及しており好まれていると思います。やっぱり即効性もあって効きがいいですからね。 とは言え自然派のお掃除用品も人気なのは確か。 スー

          フランスでナチュラル掃除-酵素系漂白剤

          Galette des rois(ガレットデロワ)

          1月7日、日本ではさっぱり七草粥を頂くと思いますが、フランスではクリスマスからの飲み食いに追い打ちをかける様にガッツリバターたっぷりのお菓子を頂く日が1月6日です。 L'Épiphanie(公言祭)というキリスト教の流れからくる由来でこの日に頂きますが詳しくはウィキペディアなどにも書かれているので気になる方はどうごご覧ください。 1月6日に限らず1月中はずっとパン屋さんやお菓子屋さんで販売されているので何度も食べる機会があります。なんならクリスマスの頃からもう売りに出されてい

          Galette des rois(ガレットデロワ)

          初めましての2023年

          Twittreをしているのだけれどもうちょっと書きたい。 そんな思いからのスタートです。 フランスで夫と6歳の息子との生活には華やかな情報はありませんが少しはどなたかの役に立つ事だったり、自分の気持ちの整理に使える場所になればな、と思っています。 気が向いた時や時間がある時のみの更新ですが、どうぞよろしくお願いします。

          初めましての2023年