【第8回】『アスリート』ヴァンフォーレ甲府観戦記~J2リーグ第7節 vs山口~
開幕からホーム2戦で1分1敗。直近2節は煮えきらない内容でいずれも引き分け。序盤で昇格争いから脱落しないため、そしてアウェイでの戦績を3勝1分と支えるサポーターのため、絶対に勝ち点3が欲しい試合だった。
疾きこと風の如くウタカ・アダイウトンの両アタッカーは前節に引き続き先発起用、トップ下の飯島を三平に替え、よりボールの収めどころを作った形でキックオフの笛が鳴る。しかし、序盤から主導権を握ったのは山口だった。甲府のディフェンスライン裏を執拗に突き、ロングボールから人数をかけて