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娘の9分の4の話

娘がこの3月末で、4年間習ったスイミングを辞めました。

習っていたスイミング教室は初級・中級・上級と分かれていて、上級は選手を目指す子たちがタイムを伸ばすために頑張っていくコースです。
中級はクロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの四泳法がそれぞれ50m泳げるようになるとすべての段階をクリアしたことになり、上級へ上がることができます。

娘はここ2年程「バタフライが合格できたら(=中級を全部終えたら)プールを辞める。それまでは頑張る」と言って、頑張っていました。

結論から言うと、中級の最後のテストに合格はできずに辞めることとなりました。
テストで50m泳げると合格ですが、45mで力尽きてしまい不合格となりました。

しかし、
・4年生に上がって部活が始まること
・勉強系の習い事を1つ増やすこと
・教室が引っ越し前から通っているところで遠方なため、時間を融通するのが難しいこと
これらの理由から、合格を待たずに辞めることになりました。

ここ数年、コロナ禍で観覧が中止や人数制限を設けていたため、小さい子の保護者に観覧を譲ろうと観覧はしていませんでした。
しかし、最終日はさすがに見たいな…と思い、久々に観覧席へ。

久々に見ると、習い始めた頃は顔つけもできなかった娘が、バタフライでしっかり泳いでいました。親ばかながらフォームもなかなかキレイ。

そんな姿を見て、初級の頃になかなか合格できず、辞める一歩手前まで行ったこと。仲良くなったお友達がどんどん進級し、自分より年下の子たちの中でポツンと練習してたこと。
いろいろ思い出して泣きそうになりました。

娘はひとりっ子のマイペースさをしっかり兼ね備えた、何事にもあまり貪欲ではないタイプの子です。正直、諦めも早いです。
でもそんな娘が「バタフライ、本当に難しい…」とブツブツ言いながらも、50m近く泳げるようになるまで練習を頑張ったんだなと思うと、成長を感じてとても嬉しいです。

9年の人生のうち、半分近くの4年間もスイミングを続けたというのはすごいことだと思います。自分で目標を決めて頑張ったこともすごい。

次は空手が習いたいそうです。
空手でも、自分で目標を見つけてそこに向かって頑張っていけるといいなと思います。

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