40になってすぐのある日だったか、30代最後の歳だったかに言い渡された医師の言葉。

直腸検査では何も見つからなくて安心してた私に

「あなた、今のままだと5年後に死ぬよ！」

だった。まだ幼いわが子2人が5年後って…大学にもなってないじゃん！
頭の中をぐるぐる
5年後の言葉が駆け巡った。

「どうしたら長生き出来ますか？」

と、藁にすがる思いで聞く私に薄ら寒い笑いをうかべたまま

「痩せるしかないでしょ！」

だった…。

優しくていいお医者でしたけど、その時の私にはとても怖く見えましたよ！マジで！

でも、20代終わりに大きな交通事故してまして、しかもその時1人目がお腹にできた直後でした。

交通事故は右下肢開放骨折でした。まー物の見事に原付に乗った私は妊娠初期の変な気持ち悪さと浮遊感で入ったことない道に入り込み一時停止を無視して軽トラックに突っ込みましたね。

後で現場に行って見て驚いた。私の背より遥20cm高いブロック塀をさらに上から見た記憶があるくらい空飛んでたんですから😱

落ちるまでのほんの数分？数十秒？に走馬灯ってあれを言うのか？と言うくらいのそれこそ色んなものか浮かんでは消えました。

その間に結婚してすぐ相手に死なれる女の人って未亡人って言うけど…男の人はなんて言うんだろーなー。結婚してすぐ私死ぬのかー、お腹に赤ちゃん出来たらしいって言ったら喜んでたのになーとか考えてました。

そして最後に見た走馬灯？は広い廊下の先の大きな扉が開いてお経をたくさんの人が挙げてる景色でした…。

もう死んだんだ…。マジごめん。思った矢先に身体が地面に叩きつけられたのを思い出したのは少しあとなんですが、

叩きつけられて側溝に右足が当たり

感覚ないところに
数人がかけて来て

少しして女人が来ました。

私の手を握り救急車呼びましたから！と言ってくれて

あれ？いきてる？？？

そう思いました。見ると変な方向に向いた右足が…

思わず動かしたら痛いのなんのって！気が変になるか！と思いました。

そこに救急隊が来て警察きて

まぁ、病院の話してたんで

「すみません…お腹に赤ちゃんいます…心音取れたばかりで昨日母子手帳貰ってきました…」と伝えました。

救急隊の方はズボン切りますよとかやってる矢先でいっせいに手を止めて

「は！？」

と驚いてました。
そこから病院をまた選び直し
移動しましたね(笑)

ほら、また話逸れた。

まぁ、この時の話はもっとゆっくり書きますが、その時の入院が4ヶ月くらいかな。うん！長かった。

そんで食べづわりでしょ。
ベッドに寝かされてね、その日の担当看護師さんがききました。

「何か困ったこととか希望とかありますか？」
ってね

若いお兄ちゃんでしたよ。

「あります！お腹減りました。」

言いましたね。
6人部屋のあちこちのベッドからと看護師さんから間があって大爆笑されました。

退院するその日まで

いや、その後までずっと語り草にされてしまいました。

普通大の男でも意識失って運ばれるような怪我で、レントゲンとる時も立って取らせて技師さんが撮ったあとパニックになって寝かされるような怪我で痛いとか辛いでなく腹減ったは有り得んわと。

まぁ、そうかもしれんが腹減ったんですよ。その時のお腹の子は今も元気に生きてましてやっぱりありえないほどの食欲です。女の子で細いくせによー食います。どこ行くの？ってくらい食べます。

だからやつが私に言わせたに違いない！

そしてくうねるくう！まさにそんな生活で110キロに到達したわけですが、それが殆ど落ちてない私に
痩せねば死ぬ！と。
足はその時の後遺症と体重で運動なんて出来ません！

なのでやったのは

まず毎日仕事の関係で皆さんと食べきってた昼の外食を少しずつ減らしました。
次はシャワーしかしない風呂を湯船に浸かりました。
水分を手に持って最初は1分
次は2分と増やしていきました。

そのふたつです。

それだけでひと月で5キロから10キロ落ちて痩せたねと毎日見てる人に言われました。
嫌味も言われましたけどね。リバウンドしそうと。

でも痩せたねってものすごくパワーワードです！言われると嬉しくてもう少し頑張れるかも？と思うもんです。人間太ってる人は5キロ一気に落ちないと言われんのです。

だからその後したことはまた今度(笑)