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プログラムノート公開第二弾! 「ヴィヴァルディとゼレンカ 18世紀の教会音楽」

プログラムノート公開第二弾! 「ヴィヴァルディとゼレンカ 18世紀の教会音楽」

先日のプログラムノート公開第一弾の、小池耕平リコーダーリサイタル「ヴィヴァルディとその周辺」に続く第二弾です。
今回は、青木洋也さんの合唱器楽アンサンブル、コレギウム・ムジカーレの演奏会「ヴィヴァルディとゼレンカ 18世紀の教会音楽」のために書いたものです。
どうぞお楽しみください。
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<ドレスデンとフィレンツェ、そしてゼレンカとヴィヴァルディ>今日の演奏会でとりあげられるゼ

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小池耕平リコーダーリサイタル「ヴィヴァルディとその周辺」プログラムノート

小池耕平リコーダーリサイタル「ヴィヴァルディとその周辺」プログラムノート

以前に書いたプログラムノートを公開したいと思います。

こちらはリコーダー奏者小池耕平のCD「ジーバー リコーダー・ソナタ全6曲」が発売されたときのリサイタルツアーのために書いたものです。
テキストでなく画像なのは、画像で説明している部分や、テキストにバツマークで効果をだすといった、ややプログラムノートには普段見られない表現を使っているためです。

ぜひお楽しみいただければと思います。(そしてつい

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デイヴィッド・マンロウCDライナーノーツ裏話

デイヴィッド・マンロウCDライナーノーツ裏話

昨日は、デイヴィッド・マンロウの久しぶりのCD発売に伴い、デイヴィッド・マンロウとはどういう人だったか、そして発売されるCDの内容などを紹介しましたが、今日はちょっと砕けて、私の担当した部分に関してですが、裏話をしたいと思います。買っていただけた方にはより楽しめるかと。。。

お仕事がやってきた!このCDの解説担当の話は、今回発売された他のタイトルの追加解説を執筆された方を通してワーナーの担当の方

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デイヴィッド・マンロウのCDが久しぶりに発売

デイヴィッド・マンロウのCDが久しぶりに発売

今回はCDの宣伝です。

古楽奏者のデイヴィッド・マンロウのCDが久しぶりに発売されました。今回、そのCDの一部の解説の翻訳と執筆をさせていただいたので、みなさんにデイヴィッド・マンロウについて知っていただくことも含めた記事です。
お付き合いください。

デイヴィッド・マンロウってどんな人?今でこそ、バロック音楽を中心として古楽を当時の楽器や奏法、スタイルで演奏することは一般的になりつつありますが

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ズィーバーという作曲家を知ってますか?(改訂版)

ズィーバーという作曲家を知ってますか?(改訂版)

この文章は、
4月5日に開催された
「小池耕平リコーダーリサイタル
イグナツィオ・ズィーバー リコーダーソナタ全曲演奏会」
(初台オペラシティ 近江楽堂)
のプログラムノートのために書かれたものです。

ズィーバーというまだあまり知られてない作曲家の知られてないリコーダーソナタ集の全貌を日本で初めて聞くことができる素晴らしいコンサートでした。

以前、半分ほど無料公開してましたが、コンサート

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