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#020 | 白井市立清水口保育園 | 主任保育士 I.Mさん

こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第20回は、千葉県白井市 白井市立清水口保育園 主任保育士 I.Mさんにお話を伺いました。



―主任保育士としての仕事内容は?

主任保育士となってからは6年目となります。白井市立清水口保育園に異動してきてからは2年目です。昨年まではクラス担任を持っていたのですが、今年度はフリーで主任保育士をしております。
フリーというのは、クラス担任を持たずに園全体の環境整備をしたり、保育園の中で新しい取り組みを行う際の準備をしたり、園の業務全般的なこと、保育をスムーズに行うために働く役割です。
もちろん休みの職員がいればクラスの保育にも入りますし、人手が必要な保育活動の際にもクラスのサポートに入っています。
また事務仕事、例えば今の時期ですと来年度に向けての書類作成、新入園の子どもや新入職員の迎え入れ準備などを行います。行事がある時には、行事に向けての準備、手配と、職員の配置などの業務も行います。
 
(フリーの保育士は何人いらっしゃるのですか?)
白井市立清水口保育園ではフリーの保育士は毎年1名です。
毎年交代するので来年度は違う職員が担当します。

園全体では、園長・副園長・主任保育士が3名のほか、保育士(時間外保育士含む)・看護師・栄養士・調理員・用務員・事務員、現在68名の職員です。
主任がフリー保育士になることが多いですが、必ず主任がなると決まっているわけではないので、職員に園の全体の運営を経験できる機会となっています。
 
クラス担任をしていた時には見えていなかったこと、物がどこにあるのか、園の中がどうなっているのかなどを調べたり、配慮したりなどと、運営的なことに参加して、新しい経験を積んでいます。

 (白井市、保育士交流会の記事を見たのですが…)
白井市が、公立・私立の枠を超えた、定期的な保育士同士の交流の場を企画し、今年度2023年10月に1回目の交流会があり参加しました。
副園長クラス、中堅職員クラス、初任者クラス、とキャリアによって開催日が分かれていまして、同じ立場の保育士同士の交流会でした。
年間で各グループ2回ずつの開催予定で2回目は2月に開催を予定されております。
 
リラックスした雰囲気で、難しいと感じている点を民間の保育園ではこうやっているというお話を伺ったり、同じ主任保育士同士なので、新入職員にどういう教え方をすればよいのかなどの意見交換をしました。
公立の保育施設でも子どもや職員の人数も園によって異なりますし、園庭の広さや環境など、園によってそれぞれ特徴や違いがありますが、さらに民間保育園のお話も聞けて新鮮でした。
皆さんと顔見知りになれたのも良かったです。

―公立保育園で働きたいと思い始めたのはいつ?また公立保育園の保育士を目指して取り組んだことは?

生まれが白井なので、白井市で働きたいと思っていたのと、「保育園といったら公立」というイメージがあったので、それだと「白井市の公立保育園だな」というのがきっかけです。
 
公立だと、保育士資格取得の他に、一般教養、公務員試験に合格する必要がありますので、公務員保育士試験の勉強もしました。

―白井市立清水口保育園の自慢は?

正規職員だけではなく、派遣の職員、会計の職員といろいろな立場の職員、年代も様々ですが、変に気を遣うことはなく、職種や立場関係なしにお互いに協力したり、何でも話したりできるという職場なので、人間関係が良い環境の中で働けているなと思っています。
 
(声掛けしやすい雰囲気を作るために心掛けていることは?)
今年度はフリーでしたので、困っていることを引き出していかなきゃいけないという思いでやってきました。
仕事以外の些細なこと、例えば朝や帰りに「髪の毛切った?」「体調どう?」と声を掛け、コミュニケーションを取るようにして、話しやすい環境作りを心掛けてきた一年でした。

―保護者対応で意識していることは?

早番・遅番対応の職員がいるので、私は時間外保育を利用している保護者の方と顔を合わす機会が少ないのですが、何かでお会いする機会には、日頃のクラスでの話をしたり、他愛もない話であってもコミュニケーションを取るようにしています。
 
子どもたちをお預かりしていると、時には怪我をしてしまったり、させてしまったり、何かやってしまったということが起こり得ます。その時は必ず保護者にご連絡しますが、保護者の方とコミュニケーションを取っていないと、保護者にとっては「嫌なことを言われる時だけ話しかけられる」というイメージを持たれかねません。
日頃から園での様子をお話しする、コミュニケーションを取ることで、保護者の人柄なども分かってきますし、言いづらいことをお話しするときも、こちらの意図と異なる受け取り方をせずにお聞きいただけるので、もしもの時のためにもコミュニケーションを取るように心掛けています
 
特に幼児クラスからは連絡帳がないので、普段から会話をしていると、保護者のみなさまも挨拶だけではなく、「休みの日〇〇したんですよ」などお家での様子をお話して下さいます。
今年度は担任を持たずフリーですが、クラスサポートにも入りますので、クラス担任から子どもたちの様子を聞いて保護者の方とコミュニケーションを取っています。

―年間で一番忙しい時は?

行事の前、準備の時期が一番忙しいです。運動会前、発表会前、今ですと卒園式と新年度に向けての準備で忙しくしています。
今年、年長クラスをはじめて受け持つ職員がいるので「こういう時はこうしたよ」とか「この時期はこういうことをするよ」と流れが分かるようにお話したり、職員から「〇〇がやりたい」と相談を受けることもあるので「こういう準備をした方がいいんじゃない」とアドバイスをしたりします。

ーストレス発散法は?

そんなにストレスはないのですが(笑)
日々発散というわけにはいきませんが、日にちを決めて家族とホテルバイキングに行ったり、カラオケに行ったりしています。
ちょっと時間がある時は遠出をしたり、年に2回夏と冬に旅行に行くなど、イベントの予定を立てて、その日までは頑張り、発散してまた翌日から頑張ろうと切り替えています。
子どもたちも学校生活や部活動があり、家族でゆっくり集まれることも少ないので、家族で集まる理由の一つとしてイベントの予定を立てています。

ー新人の時にはなかった苦労はありますか?またそれをどう解決していますか?

私が新人の頃、教えてもらうよりも「見て覚える」ことが多かったのですが、今は逆に教えてもらう方が多いのかなと感じています。
新人保育士と一緒にクラス担任をしていた時にも感じましたが、今年度フリーになって改めて「どう言えば伝わるのか?」に悩み、他の先生とも相談しながら進めています。
自分自身が「教えてもらう」経験があまりなかったこともあり、伝え方の難しさを感じています。

ー最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!

最近研修で、「今いろいろなITツール、ICT化が進んでいますが、保育士の仕事は、人がやらなきゃいけない仕事として残っていく一つ」というお話を聞く機会が多いです。
聞く度に「やっぱり保育士は大事な職種なんだな」とすごく感じています。
いろいろなこと言われる職種ではありますが、最終的にはやっぱり『人』なのだと実感できる素晴らしい仕事なので、頑張って保育士さんになっていただきたいと思います。


落ち着いたお話し振りと柔和な笑顔から大人の女性の優しさと自信を感じました。同時に、様々な経験の中で培われた保育士という職業への誇り、そして熱い思いが伝わってきました。I.Mさん、ありがとうございました。

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取材日:2024年2月5日
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今回お話をお伺いしたえんみっけ!保育園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。



インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄


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