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子どもらしさが十分に発揮されるチーム保育

おはようございます。楽しく遊ぶichigoです。
子どもをお手本に生きる私のnote。今日もよろしくお願いします。

今日は、保育のお仕事についてちょっと書いてみようと思います。
以前、こんなことも書いています。こちらは、どんな園でお仕事するかが、保育観を決める という話。

保育は、チームでしていくもの

保育のお仕事は、「子どもの最善の利益のために」という大きな前提があります。
この世界に同じ人なんて、ひとりもいないのです。
さまざまな価値観の中で育って、発達の速度も子どもで違います。
そういう世界を大事にする上でも、保育をする時一人ではできません。

例えば・・・
子どもが「嫌だー!!」って、泣き叫んでる時・・・
A先生が、「どうしたの??」と聞いてもダメでも、B先生ならすんなり答えてくれることがあります。

これ、新人の時は、結構ショックで・・なんで??
と思ったりすることもあるのですが、
そこにA先生が嫌いとか、そういう深い理由はあまりなかったりします。

もちろんベースとして、信頼関係がありますから。その一番安心できる人に話を聞いてもらいたいですよね。
ここら辺は、子ども心を学ぶとスッキリします。

これが子育てとの違いになるかもしれません。
一人の大人に対して、色々な価値観を持った大人が関わることができる。
=子どもに選択肢が広がる 
のです。

こういうものをまとめて、『チーム保育』という言葉で表現されりしますが、協力や連携があって、初めて成り立つものです。

仲間を否定しあうのではなく、協力しあう

保育士は、女性ばかりが集まるから人間関係が大変だ。
みたいな話、よく聞きませんか??

いつの時代の話ですか??
まだそんなことで揉めてるんですか??
誰のための『保育』ですか??
と正直うんざりするような話を聞くこともあります。
実際、人間関係がいやで、保育の仕事をやめたり、他の園に変えたりそういう友達もいます。

上で書いた例で、A先生は自分が助けようと子どもに接した時、お断りされてるわけです。
そこで、B先生を『ひがむ』保育士さんもいるそうです。
(お友達から聞いたので、事実かは??ですが)

私は、たまたま「この保育がしたい!」と保育理念で、集まってきた保育者集団の中で保育を学び子どもを学ぶことをしているので、大人の人間関係で、揉めるとか嫌な思いをするとかは、ありませんでした。
「なんでこういう風に言うんだろう??」って先輩の指導は、『子どもの最善の利益』のためであって、私を否定してるわけではありません。
(そうやって、思えるまでには、ちょっと時間はかかりましたが、そんな未熟な私ですら、育ててくれる園でした。)

保育士さん一人一人の保育への思いがストレートに、人間関係に出てくるのだと思います。

女性は、そもそも、愛が深いですし、誰かに何かをしてあげることを喜びにしてます。
ただ、自分が満たされていないと、それを保育現場でやってしまうことになる。

保育は、あくまで『子どものため』であることを意識する。
そして、自分の無意識を付かせてくれる仲間を大事にすることの中で、子どもへのまなざしも培っていくような気がしています。

そして、何よりも『子ども』が教えてくれるのです。

子どもにとって、大人はみんな大人

今は、いろいろなポジションで保育に携わる人が多いですね。
給食の先生 事務の先生 看護師さん 保育士さんにも正規職員 パート職員。

最近お手伝いで入ることが多いので、パート職員の立場になります。
ずっと正規職員でやっていた私としては、立場が代わり発見が多いです。

正規職員さんを支えたい思いが膨らんでくる。
『今』私は、どんな感じで声をかけたらいいだろうか??
と保育の流れを見ながら、タイミングを測ったり。
そういう、連携の仕方を探り探りしている私がいます。

しかも、毎日いるわけではないですから・・・尚更、見極める わからないことはすぐ聞く と言うことで、子どもへの対応も変わってきます。

今ままでと立場が変わって見え方も変わる。すごくおもしろいです。
そこに上や下は本当にないのだな。と、ものすごく実感しています。

自分の役割を全力でやる。それは子どものため それ以外のことはない。

大人の上下関係とかって・・・
これって子どもどうでもいい話ですね。だって、立場とか状況とか 気にしません。気にしていたら、逆に心配になることです。

新しい大人を見たら、「いやー」って泣く。それこそが、子ども心だと思います。

子どもにとって、大人の立場なんてお構いなし。
それがいいのです。
それこそが、子どもらしさですね。

子どもにとって安心の場であるからこそ、その子らしさが発揮できます。
それは、保育士一人一人が安心してるからこそなのだろうと、思います。
大人もみんな違う人。
その尊重無くして、チーム保育はできないのです。

そんなことをたくさん感じさせてもらってる最近です。
そして、『保育』の仕事は本当に素晴らしい仕事だと感じています。

新しい朝は、希望の朝。
あなた笑顔が世界を幸せにします。
いってらっしゃーい。また明日!


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