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サウナ宿日記: 親子で楽しめるサウナ施設というミラクルがHOTEL THE COMPACTにある

#泊まってよかった宿

香川でうどんを三杯食べる旅の仕上げに兵庫県は淡路島へ向かう。当初は香川県に二泊で東京に戻るつもりだったけど息子が鳴門の渦潮を見たいというので、どうせ鳴門大橋を渡るのなら淡路島まで行ってしまおう、そしてどうせならサウナのある宿に・・・と思って予約したのがこちら。

まだ2023年4月にオープンしたばかりの新しいホテルで、ものすごくオシャレ。多分建物などそんなにお金をかけていないはずなのに絶妙にLAっぽいのはなぜ??この淡路島の西海岸沿いの一帯数百メートルが代官山的もしくはロンハーマン的になっていて、どういうことだろうと思ったら丸の内にあるGARBを経営しているバルニバービという会社の開発らしい。地方創生事業とあって、行政からのファンディングも得つつ展開しているのかも。

レセプション横のお店のオリジナルグッズも可愛い
チェックイン後はラウンジでウェルカムドリンクを

私たちが泊まったのは、二段ベッドが2台入ったコンパクトなお部屋。室内に若手アーティストのペインティングがあったり、目の前は海だったり、小さいお部屋ながら楽しいしシャワーと洗面もありとても良い。

散らかりすぎて素敵さが全然伝わらないけど部屋からはこんな眺め。

そして、何より、このホテルの素晴らしさは!

私が大好きなサウナと、子供が大好きなプールが隣り合っていて、サウナにプールと海を臨める窓がある。つまり、我が家のような泳げる小学生であれば、子供の水遊びに完全にみっちり付き合わなくても、緩やかに見守っていれば大人も子供もそれぞれ楽しめる!!!そんないい話聞いたことありますか??

ひろびろサウナ室

サウナは定員13人と広くて、ストーブが2つあるタイプ。セルフロウリュウ用のアロマの入ったお水も置いてあります。男女共用で水着で入る。

水風呂はアルミのたらい

水風呂はサウナ室の外、プールサイドにある。パイプで冷たい水を常時供給していて、屋外にある水風呂としてはかなり冷たい。計ってないけど多分17度くらいな気がする。炎天下、屋外でこの温度設定はかなりニクい。

家族と旅行をしていると、どうしても子供中心の時間(釣りをする、プールに入る)と、大人中心の時間(美術館、史跡)が分かれてしまってそれを交互に繰り返す感じになりがちだけど、ここなら同時に大人も子供もハッピーになれる。サウナ→水風呂→プールサイドで放心 のサイクルを、子供をふんわり見守りながら3セットできたのはほぼ奇跡のようなデザインと思いました。どなたが考えてくれたのかわからないけど本当にありがとう。しかもホテルがオシャレなお陰で(?)綺麗で優しいお姉さんたちが宿泊していて、子供たちは他のお客さんとボール遊びをしたり、プールでたくさん遊んでもらっていました。

夕食は、同じ海沿いの通りに回転寿司、ラーメン屋、イタリアンなどが並んでいるので困らない。ただ我が家はこの日釣った真鯛を持ち込みする予定だったので、それを許してくれるBBQ場のリンクルを選ぶ。ここは一連のおしゃれ開発の外側にあって、全体的に「緩い」運営になっていて、飲み物は販売しているけど持ち込みOKだったり、食材の持ち込みも多少ならどうぞ、という感じ。私はこういう緩さが好きで、リラックスして過ごす。しかも食べている間に閉店してしまって店員さんが帰ってしまい、「あとは20時くらいまでに勝手に帰ってください」と言われる。翌朝片付けるのだろうと思うけど動物に漁られたりしないのだろうか。

淡路牛のタレ漬けが美味しい。大人一人4300円のセット。
海の目の前で夕陽を見ながら食べられる

そんなこんなで、この日はプール・サウナ・BBQを満喫して就寝。

翌日は6時から朝プール・朝サウナ。朝ごはんは隣のレストランから8時にデリバリしてくれるのだけどこれまたオシャレ美味しいボリュームたっぷりなのをプールサイドでいただきました。

朝のプールサイドは西側で日陰になるので日焼けを気にせず外気浴もできてしまう
朝ごはんはボリュームたっぷり

淡路島方面いらっしゃる子連れサウナーには、とてつもなくオススメ。特に子連れだとお布施したくなるレベルで、東京からはちょっと遠いからそんなに頻繁には行けないけど新たな聖地認定致します!


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