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国宝 松本城を彩る【松本市共創プロジェクト】

現存する五重六階の天守の中で日本最古である国宝の松本城(長野県松本市)は、地域住民に愛され、多くの観光客も訪れる歴史的建造物です。市のシンボルとも位置付けられる松本城史上初のプロジェクションマッピングを3社(株式会社一旗様、セイコーエプソン株式会社、エプソン販売株式会社)による共同事業体で実現しました。

「国宝 松本城天守プロジェクションマッピング2023-2024」(公式サイト)と銘打った本イベントの開催期間は2023年12月16日~2024年2月14日で、61日間無休で行われます。
開催初日には式典があり、松本市市長の臥雲義尚さんや12月16日にゆかりのある市民の方々が登壇。プロジェクションマッピングの点灯式が行われました。その後、プロジェクションマッピングの本編映像が投写され、小雨がちらつく中、たくさんの方に鑑賞いただきました。

松本城公園入口の立て看板
点灯式の様子
式典にはテレビ局や新聞社など各種メディアも訪れました

<プロジェクションマッピング 第1期本編映像>

先述の3社と松本市組織委員会の共創となった本活動は、エプソンの明るく鮮やかなプロジェクター10台による壮大なプロジェクションマッピングにより、多くの方にお越しいただくことで地域の活性化に貢献するとともに、松本城を色鮮やかに彩るエプソン製プロジェクターの素晴らしさを体感いただくことや、エプソンブランドの向上を狙っています。
またエプソン社員やその関係者が多く住む松本地域の方々のシビックプライド(地域愛)の醸成や、エプソンと松本地域への支援者(ファン)獲得も大切な目的となっています。

投写する映像には、松本城の歴史文化に根ざした歴史絵巻や松本市ゆかりの自然、草木花のモチーフ、伝統工芸の色柄などが含まれています。そのため、日本人観光客や訪日外国人観光客、子どもから高齢者まで、言語や知識、年齢を超えて直感的に映像と音楽を体感できる映像になっています。

環境にも配慮しており、使用しているプロジェクターは省電力・環境配慮型で、20,000lmの高輝度とCO2排出量削減を両立しています。また園路周辺のライトアップにはLED照明を使用しています。
プロジェクターを設置しているプレハブ建物では、機器動作不良防止のため建物内の温度を10~20℃に保つ必要があります。そのため、プロジェクターの機器熱を効率的に活かしながら必要最低限のエアコン・ファンを使用しています。

プロジェクターが設置されているプレハブ建物
前で人が鑑賞しても映像が途切れないよう、高さも考慮されている
プレハブ建物、プロジェクターを設置している準備の様子
使用したプロジェクター (EB-PU2220B)

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