頑張りたくないし、できないし、働きたくない

ニートになって早1ヶ月半経ったのですが相変わらず働く気にならず、今までなら「結婚もしてないし子供もいないのに家でグータラしてるなんてダメな人間だ」と思い仕事を探すフリだけでもした気がするのですが、今回はタイトル通り働きたくない気持ちが強すぎて特に家事を頑張るわけでもなくダラダラして日々を過ごしています。

ありあまる時間の全てを横になって過ごしていてツイッター見たり、PC触ったり本読んだりしてたらあっという間に1日が終わり、彼氏とセブンイレブンの店員さん以外の人とほぼ交流がない日々を過ごし、それはそれで仕事のストレスがなく(お金もないんだけど)毎日がなんだか幸せで、もうこのまま死んでもいいのではないか・・・?特にやりたいこともないし。とか思ったんですが(やはりこの性格では世間一般の普通の人たちと交流しながら働ける気がせず、生きていける気はしないので)いろんな本を読んで少し考え方が変わりました。(まぁやっぱり死にたくなるけど)まず日本一有名なニートphaさんのニートの歩き方という本。

タイトルだけ見るとニートで暮らしていくために家でネットを使った稼ぎ方が載ってる本っぽいけど中身は「人間はちゃんと会社に勤めて真面目に働いて結婚して幸せな家庭を作るのが当たり前の生き方だ」という社会のルールにうまく適応できなくてしんどい思いをしている人に、もっといろんな生き方があると知ることで少しでも楽になればいいな(原文ママ)と私のような生きにくい人に向けた本なのであります。

決して「こんな世の中だからみんなニートになろうぜ!」とか「真面目に働くなんてばかばかしい」とかそういった内容ではない!ただ、この本を読むと「もうすこし簡単に、楽に考えて生きていってもいいかな」とか「ニートであること、働きたくないことに罪悪感をあまり持たなくてもいいんだな」とか、8時間毎日働いて週休二日で働くことがもう難しいかもしれない私には(ずっとフルタイムで働かないといけないという考えが頭から抜けず、これも死にたかったことの一つ)目から鱗が出るようなことが沢山書いてありました。仕事のことだけでなく、作者のphaさんの学生時代の話等がまんま私すぎて共感するところが多かったこともこの本を楽しめた理由の一つです。特に「僕が仕事を辞めるまで」という章の

学校がとにかく嫌いだった。何が嫌だったかって毎日同じ時間に起きてお何場所に行くというのが苦痛だった。人付き合いも苦手で他人と一緒に居ても気まずい思いをすることが多く、友達もいなかったので学校に行きたい理由は全くなかった。学校にいる人たちは全員が自分とは違う人種に思えた。何でみんな当たり前のように学校で楽しそうに友達と喋ったり、クラブ活動をしたり、まじめに授業を受けたり、文化祭や体育祭に一生懸命になったり出来るのかわからなかった。(原文ママ)

ここの文章はヘドバンなみに頷いて読んだ。高校生活後半に遅刻しまくったり、自分で学校に電話して勝手に休んだり、図書館に寄ってサボってた学生時代を思い出した・・・その頃から大分社会不適合者だったんだな私・・・人と協力して何かを達成することが本当に苦手で、学際等は地獄だった。

こんな人間でも楽に生きていける考え方が読みやすい文章になっているのであっという間に読めた。付箋が大変なことになっているので何回かに分けて感想を上げていきたいと思います。こういう本が学校の図書館にあったり推薦図書になったりすれば世の中もっと生きやすくなるのになぁと思わずにいられない。




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