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ブランディングについて考える

こんにちは、KDLの中山です。
先日記事で書いた和菓子店では、内装設計だけではなく、紋(ロゴ)やメニュー表や写真等、トータルでお手伝いさせて頂いています。

というのも、お客様の話をうかがい、コンセプトを作成し、それをもとに内装を設計をしていますが、そこに置いてある一つ一つのものや、お店に立つ方の振る舞い、そしてユニフォーム、全てが同じコンセプトに沿って整えられている方が、お客様にとってここはこういうお店、というのがわかりやすく、より明確に認知してもらえるのではないかと思います。

今回、携わらせて頂くお客さまは、「あんフラワー」というあんこでお花を絞った和菓子を中心に販売するお店になる予定です。

店主のつくったあんフラワー

毎日食べて楽しむというより、少し特別な日に大切な方と食べたり、贈り物にしたい感じの和菓子です。

そんなこともあって、内装はシンプルですが、少し品のある感じにできたらと思っています。
そして紋(ロゴ)をデザインさせてもらいました。

お客様を迎える暖簾に掲げられる紋

紋について、 日本には古来、家の独自性を示すものとして紋が使われてきました。 そして、その紋様には皇室が使う菊を始め、桐、藤、葵、麻、朝顔、菖蒲、栗、銀杏、稲、梅、沢瀉、桔梗、水仙、桜など花や植物があしらわれてきました。
今回の菓子屋「おはぎともなかと」の独自性を表すものは『あんフラワー』ですが、特にそのあんフラワーで最もよく表現するものは薔薇です。 そこで『おはぎともなかと』の紋様には薔薇をモチーフとして使用し、外側に人々を結びつける意味を持つ水引として三本線で囲いました。 この紋を入口に掲げる暖簾を始め、様々な所に使い、私たちとお客様、お客様からその大切な方へ菓子で繋がりを紡いでいけたらと願いを込めて作成しました。

開店に向けて、内装だけでなく、お店に関わるもの一つ一つを丁寧にデザインしご提案できたらと思っています。

ちなみに現場は、始まったと思ったら、大雨でテナントが雨漏りし、補修が入ることになり、中々思い通りに進まないのが建築だよなぁと、ここまで順調でしたが少し足踏み。
開店に向けて良いものを作っていけたらと思います。

現場で施工者との打合せ

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少しでも空間を変えみたいな、という想いのある方、是非気軽に設計のご相談お待ちしています。
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店舗は設計から開店までのプロデュースも行っています。
厚木のお客様には厚木割もあります。

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