今年も年休と有給5日間が取りきれなくて、年度末に無理にやりくりしてしまいました。貴重な休日。まとめてお惣菜を作ろうとキッチンに立つと、それだけで１日が終わってしまう。せめて夜はまとめて調べ物をしようと意気込んでiPad開くと、結局いつも通りこの日記を書き出して、そうして美術のリサーチが手につかないまま１日が終わってしまう。今はイギリスのギルバートアンドジョージについて調べたいことがいくつか。

本日開けたのはイギリスのPump Street Chocolate。エクアドル(ハシエダリモン)60%ライクラム ミルク＆シーソルト。

久しぶりのパンプストリートさん。パン粉とシーソルトがアクセントの定番タブレットです。香ばしさとほんのり塩味が加わっているせいか、60%だけどさほど甘く感じないのだな。

Pump Street Chocolate: Bakers and Chocolate Makers

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桜始開

ここの日記では、チョコレート(趣味)と仕事(美術)と日常(フィルム)の三本柱で私の足跡を残しておこうと思っているのですが、美術の話はまだ自由にできないまま。書いては消して、書いては消して。今回はお休みです。次回から少しずつ言葉を取り戻していこうかな。

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FILM

昔撮った写真。何の写真何だろうと思って見れば、鴨が二匹いる。別に仲睦まじいわけでもなく、同じ方向を向いているわけでもない。

91歳の祖母が川崎から本庄の施設に入所しました。群馬からの距離も近くなったし、コロナも落ち着いてきて面会も可能とのことで、先日、父母と四年ぶりに会いに行きました。
前回会った時には、体力も落ち、耳も遠くなり、同じ話を繰り返すようになっていたので、進行したかな、私のことももうわからなくなってしまったかな、と少し会うのが怖かったけれど、彼女は少し痩せたくらいで何も変わらなかったです。毎日することがなくて退屈だ、長生きなんてするもんじゃないね、なんてずっとお喋りしている。

「あんた、変わらないね。シュッとして、良くなった。今がちょうどいい。」昔からそう言ってくれるのは、おばあちゃんだけだった。でもやっぱり、本音が漏れる。
「なんであんたは結婚はしないの？」

何でだろうね、良い答えがまだ見つからない。困った顔で笑う私に、祖母も同じような顔になりました。

「現代アーティストだからね、色々と特殊なんだよ」
横から私の代わりに母が答えます。たぶんこれは彼女にとって何人からも何回も聞かれている質問なのかもしれない。定型文のように、台詞のように、そして繰り返して言うことで真実になるかのような呪文のように、私の耳に残りました。ああ、ママごめん、それは私も彼も一番言われたくない言葉なんだよ。

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